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子どもがやる気になる教育論
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教育
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第三章 ポジティブサイコロジーを教育に活かす

『子どもがやる気になる教育論』
[著]名城政一郎 [発行]PHP研究所


読了目安時間:12分
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    ~親が子どもにできること


親がポジティブサイコロジーを実践すれば子どもは伸びる



 非常階段に手すりが途中までしかない学校が、沖縄で初めて東大に現役で生徒を合格させたり、甲子園で二度も全国優勝を果たしたり、卒業生は海外にどんどん出ていき、国際社会で活躍したり──。


 まさに多様な人材を生み出すユニークな学校として、沖縄尚学の名前は全国に知られるようになりました。


 沖縄県内にとどまらず、日本全国はおろか、世界を視野に入れて将来を考える生徒も増えてきました。とくに沖尚の教育方針をさらに明確化し、「沖尚プロジェクト24」をスタートさせてからは、その成果が如実にあらわれはじめています。


 この本をお読みの方々には、ぜひお子さんを私どもに預けて、お子さんの能力を開花させていただきたい、と思うのですが、そうは言っても、実際には沖縄の学校に通わせるのは難しい方も多いでしょう。


 そこで、沖尚の考え方ややり方を少しでも取り入れて、家庭の中で応用していただけないかと考えました。この章ではそのことについて述べたいと思います。


家庭と学校で子どもが伸びるメンタリティを実践



 私がまず家庭で実践してほしいと考えているのは、心理学の新しい分野である「ポジティブサイコロジー」に関連した考え方です。親と学校がこの考え方を実践すれば、子どもはまず間違いなく伸びていきます。


 ずばり、それは「成功とは成長である」という考え方です。「できないことができるようになることが成功である」という考え方です。そして、勉強に関して、「できるようになった状態」を述べたものが、習得目標です。


 沖縄尚学では、すべての授業に習得目標を設定してあります。教師と生徒が習得目標を達成すべく努力するのが授業です。生徒は習得目標を達成するたびに、できないことができるようになる体験をすることになります。この仕組みだと、生徒たちは知らないうちにポジティブサイコロジーを実践し、「成長こそ成功」のメンタリティを身につけていきます。


成功とは「できないこと」が「できるようになる」ことです



 ここでの説明は、スタンフォード大学のキャロル・S・ドゥエック教授の考え方をベースにしています。

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