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ネコもしゃべっている ニャオ、ニャッ…その鳴き声の意味

『ネコになる本』
[著]大石孝雄 [発行]_双葉社


読了目安時間:3分
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「ニャオ」「ニャッ」「シャー」


 鳴き方はさまざまですが、ネコは声を出して人に何かを伝えようとしています。ここではその鳴き声の意味を探ってみましょう。


 ネコは私たち人間とコミュニケーションをとる際、さまざまな声音を使っています。このネコの声、いうなれば「ネコ語」が何を求めているかを理解するのは難しいものです。ネコは頭がよく、空腹のときはエサのボウルの前に行ったり、外に出たいときはドアのところに行ったりします。そこでこうした行動とセットにして考えれば、ネコ語をぐっと理解しやすくなります。


 ネコは敏感に人の声や行動に反応し、相手に合わせて鳴き声を変化させています。家族のうちのある一人に対して使う特定の「単語」をもっていることも多いです。


 ネコは種類によって、声による会話を使う頻度が異なります。シャムなどの東洋種はおしゃべりですが、ロシアン・ブルーやペルシャなどの西洋種は物静かです。また、音の強調の仕方や発声も異なります。飼いネコには、それぞれに特有の声音があるので、長く飼っていると、鳴き声の個性を聞き分けられるようになります。


 具体的にネコたちの鳴き声を分類して、それぞれの声がもつ意味を探ってみましょう。


 ネコ同士のコミュニケーション、あるいは人に対して意思の疎通のためにネコは鳴きますが、鳴き声は大きく二つに分けられます。


 一つは相手に呼びかける鳴き声で、もう一つは相手を遠ざける鳴き声です。


 相手に呼びかける声の代表的なものは、「ニャオ」です。高く鳴いたり、長く伸ばしたり、(よく)(よう)をつけたりと豊富なバリエーションがあります。もともとは、子ネコが母ネコに向かって、「寒いよ」「おなか()いたよ」などと何かを訴えるときの鳴き声です。人との生活のなかで、この鳴き声は飼い主へのおねだりや、何かを主張するための鳴き声として用いられるようになりました。

「ニャッ」という鳴き声は、短く軽い鳴き方です。ネコ同士や飼い主に対して、軽く鳴いて相手に挨拶するときに使われ、人の「よう」「オッス」などに相当します。あとで詳しく述べますが、相手に呼びかけるものとして、のどを鳴らす「ゴロゴロ」という声(音)もあります。




 相手を遠ざける声としては、口を大きく開けてキバをむき、のどの奥から息を出すように鳴く、「シャー」が代表的です。この声は「近寄ると攻撃するぞ!」という()(かく)です。

「ミャーオー」はケンカの場面でお互いに(たい)()しながら出す、うなるような鳴き声です。相手を威嚇しつつ、自分に勢いをつけます。「ギャアア」は、かん高く鋭い叫び声で、ケンカの最中に嚙みつかれたときなどに発せられます。激しい痛みや恐怖を大声で相手に訴えます。


 そのほか、窓から小鳥を見ている際などに聞かれる、獲物を捕まえられないときの「ケケケケ」は「心の(かっ)(とう)」、集中や緊張のあとのため息「フー」は「解けた緊張」、発情期に異性を求める大声「ナーオ」は「恋の気持ち」、「ミャーオー」に似たケンカのときのうなり声の「ウー」は「威嚇」の意味があります。


 また、「鳴かない鳴き声」も存在します。飼い主のほうを向いて、鳴いている感じで口を開ける、高周波の無音の甘え声(音にならない「ミャー」)がそれです。これは、「子ネコの母ネコへの甘え」に近い気持ちと考えられています。


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