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京都ミステリーの現場にご一緒しましょ
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『京都ミステリーの現場にご一緒しましょ』
[著]山村紅葉 [発行]PHP研究所


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 最後まで読んでくださった方へ、心より感謝申し上げます。また、その多くが母、山村美紗の京都ミステリーのファンなのではないでしょうか。ほんとうにありがとうございます。


 この本を書くにあたり、母・山村美紗が遺してくれたたくさんの作品をひもときながら、母との想い出を一つひとつたどりました。母の作品を原作としたドラマには必ずといっていいほど出演している私ですが、原作に立ち戻ってじっくり読み直すことで、また新たな発見が数多くありました。

「ここはもしかすると、いつか母に連れていってもらったあの場所かな?」

「あのとき、熱心に質問していた内容が、ここに描かれている!」

「母が好きで、作品によく登場している食べものは、やっぱり私も好きだなぁ」


 等々。


 そんなふうにして、母の想い出を整理できたという意味でも、この本を書いてほんとうによかったと思っています。


 その過程で、私自身がいかに京都を愛しているかということにも、あらためて気づくことができました。その京都愛は、間違いなく、母から受け継いだもの。母はお祭りや季節のイベントに家族や親戚中で繰り出すのが大好きで、子どもの頃の私は、そのたびごとに人込みで迷子になっていました。私もお祭りは好きでしたが、正直、「なぜそこまでして?」と不思議でした。


 今ならわかります。母は娘の私に、深い愛情をもって、ことあるごとに、京都のよさを教えてくれていたのだと。ただ、その愛情は、私に対してというより、京都に対してより多く注がれていたような気がしてなりませんが。


 それでも、母にそんなふうに育てられたことこそが、私が今のこの私である理由です。ほんとうに、感謝してもしきれません。女優として京都を舞台にしたドラマやお芝居に出演させていただいたり、京都をテーマにしたバラエティ番組に呼んでいただいたりして、こんなに充実した日々が送れているのですから。


 母の著作と母との想い出、いずれも膨大過ぎて選びきれず、今回すべてを書き切ることはできませんでした。むしろ、読者の皆様から、母の作品でとくに強く印象に残っている場所や、実際に行かれてみての感想をお聞きしてみたいです。書かれた当時と変わったところや変わらないところなども。


 読者の皆様と、「山村紅葉と歩く、山村美紗の京都ミステリーツアー」などを催すことができたら……などと夢はふくらむ一方です。


 今はサスペンスドラマやバラエティのロケ、舞台等で、東京、大阪、全国の断崖絶壁に居ることも多いのですが、やはり京都に帰ってくると、ほっこりいたします。


 皆さんにもぜひ、京都にさらに気軽に足を運んでいただき、その奥深い魅力を味わっていただきたいですね。


 本書がその一助となれば望外の喜びです。



 二〇一五年十一月

山村紅葉 

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