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「日本経済」再生への12の提言
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経済・金融
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第8章 民主政に短気を起こすなかれ

『「日本経済」再生への12の提言』
[著]冨山和彦 [発行]PHP研究所


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 政治のあまりのドタバタ。メディアや有識者は政治家の低劣さを嘆き、多くの国民はあきれ、被災地の人びとは中央政府の政策対応の遅れに怒りを(あら)わにする。しかし、こういうときだからこそ、そもそも論に戻って、なぜ日本の民主政治がこんな(てい)たらくなのかを、冷静に考えてみるべきではないか。なぜならこの光景は、小泉政権の五年半を除き、「失われた二十年」のほとんどの時期において、ほぼ毎年繰り返されてきたのだから。

 民主政治の原語であるデモクラシーとは、国家の権力の源泉が国民に由来する(国民が主権者である)国家統治のあり方を示す意味で使われることが、もっとも一般的である。しかし人類の歴史において、デモクラシーを制度や政体として具現化する「民主政」の試みは、まさに苦難の歴史である。

 デモクラシーの起源とされる古代ギリシャは衆愚政治に陥って、国そのものが傾いていった。古代ローマは、主権者は元老院とローマ市民であるという民主的な建前を維持しつつ、実態は主権者から統治権を付託された「終身独裁官」である皇帝が統治する「帝政」移行によって、長きにわたる平和と繁栄を実現した。
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