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人望が集まる上司学
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(1)会社のために何ができるか

『人望が集まる上司学』
[著]笠巻勝利 [発行]PHP研究所


読了目安時間:3分
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 人間の価値があらわれるのは、逆境のときである。業績が順調に推移しているときは、特に何もしないでも勝手に数字がついてくるといっても過言ではない。


 モノをつくればドンドン売れるというような状況になれば、いつ生産設備を増設するか、いかにして人を集めるかぐらいが、うれしい苦労のタネとなる程度である。


 ところが、状況が一変してモノが売れなくなるときがくる。

「売上はすべてを潤す」とか「販売なくして事業なし」がピッタリとあてはまるときに、人間の真価が問われる。こんなときには、本当に実力のある人が真剣にならなければ通用しない。いい加減な内容の発言では、さらに会社をピンチに陥れる。


 また、このようなときでなければ人は磨かれない。まさに「難有り、有難う」である。こんなときに「自分を磨く絶好のチャンス」とわかっていても、自ら修羅場に簡単にとびこめないのが、普通の人間である。


 たいていの人は、できれば、こんな役割はだれかにと思うだろう。そんな中で、あえて火中の栗を拾う人がいる。「何も自分から――。要領が悪いなんていうもんじゃない――」。


 しかし、冷静に考えてみると、だれかが先頭に立って集団に火をつけなければならないことがわかる。つらいときは、引っぱるほうも引っぱられるほうも同様に大変だとも考えられる。どっちみち大変なら、自分の意志で引っぱるほうが主導権を持つだけに得かもしれない。努力の結果、事態を成功へ導いたら、いやがおうでも周囲から評価される。


 もちろん、人望のある人物になれる。人望の条件は1つではないが、大きなものごとに取り組んで成功した人は、それだけでも、人々の人望が集まることになる。


 みんながそう思っていても、実行となるとなかなかできないのが普通である。企業内においては、会社の歴史に残るような努力は大きく評価される。その1つが、会社のピンチに立ち上がり、会社を救うことである。


 あるいは、会社の発展に大きく寄与した人物なども大きく評価される1人となろう。


 全日空の若狭得治さんがその1人であった。ロッキード事件の当事者の1人であるが、真剣に会社のことを思ってやったことだけに、みんなの人望・信望は絶大なものであった。困難に直面したときに、会社のためなどと言って、もらったお金で自宅を建てているような経営者や政治家を誰も認めてはくれない。


 世の中のたいていのことは、自己犠牲を払っているかどうかで判断することができるのではないだろうか。いくら、調子のいいことを言っても、中身が自分の利益のためだけでは、残念ながら信望とか人望にはつながらない。



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