読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
-2
kiji
0
0
1217299
0
ユダヤ式交渉術 どんな相手でも必ず成功を勝ち取れる
2
0
0
0
0
0
0
ビジネス
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
[4]局面打開のための“先制譲歩の戦術”

『ユダヤ式交渉術 どんな相手でも必ず成功を勝ち取れる』
[著]矢部正秋 [発行]PHP研究所


読了目安時間:8分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ

交渉を成功させる最大の鍵は“信頼”である


 キッシンジャーを乗せたパキスタン航空の特別機はバラ色の朝焼けの中を、雪を頂いたヒマラヤ山脈を越えて飛んだ。


 キッシンジャーを出迎えるため同乗していた中国高官との雑談は、ごく気楽なものだった。しかし、中国側は一六年前のジュネーブ会議で、ダレス国務長官が周恩来と握手するのを拒絶した話題を何回となくもち出した。アメリカ側は忘れてしまっているこの古い事件は、明らかに中国にとっては忘れがたい侮辱であったのである。


 いかにもアメリカ式のこの無作法を、中国側は半世代経っても忘れていない。このような些細な話からも、キッシンジャーは中国相手の交渉のやり方を学んでいった。キッシンジャーは、北京の迎賓館に案内された。


 周恩来は午後四時半にやってきた。キッシンジャーは三〇分もしないうちに周に好感をもち始めていた。二〇年来の敵対国の指導者に対して!


 周は忍耐強く、礼儀正しく繊細だった。

この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:3339文字/本文:3745文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次