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女心のつかみ方 その一言に女は弱い! 女心の深層に訴える117の法則
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まえがき

『女心のつかみ方 その一言に女は弱い! 女心の深層に訴える117の法則』
[著]島田一男 [発行]ゴマブックス


読了目安時間:3分
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 以前、『女心の読み方』(ごま書房)を書いたら、企業に勤めている知人たちから、女心の読み方がわかるなら、つぎには、女心をつかむ法あるいは女性説得術とでもいったものをぜひ書けと半ば冷やかし半分、半ば真面目にすすめられた。しかも、前著の反響のほとんどが、女心の読み方を踏まえて、では実際に女性に対したときどう行動すべきかを知りたいというものであり、またもや心ならずも頭をかかえる破目になった。


 ただ、私は以前、専門でもある態度変容とかコミュニケーション理論のなかの説得的コミュニケーションに関する仕事をしたことがある。したがって、それを踏まえて具体的な説得法を女性に適用するなら、できないことはないと思うようになった。


 女性に慕われたいという万古不変の男の夢に加えて、最近では、職場での女性の扱い方に悩む男性の声がとみに多い。とくに最近の若い女性は、民主主義教育のいわゆる個性を伸ばすという教育方針で育てられてきた。それはそれで結構なことなのだが、どうもその「個性を伸ばす」ということの本来の意味をはきちがえて、自分のしたいこと、自分の気に入ることだけをしたがり、何か意にそまぬことがあるとすぐ、「ふくれる、むくれる、ひねくれる」という、いわゆる(さん)くれガールが増えているようだ。われわれ男性としては、好むと好まざるとにかかわらず、この三くれ嬢たちに気持よく働いてもらい、仕事の能率をあげ、同時にだいじなパートナーとして能力を伸ばしてやらなければならない時代になって来ている。このように女性に対する“説得的コミュニケーション”は、単に女性の心をつかむということだけではなく、企業においても今日的な重要な課題になってきていると言える。


 説得的コミュニケーションとは、お互いに傷つかず、いやな思いをしないで、どうしたらうまくいくかを考える方法である。とくに男女の間柄は和気あいあいといきたいものである。ところが、女性と男性とでは生物的・心理的な特徴が違い、それに歴史的な、社会文化的な行動の制約の違いがあって、とかく思いがけない()()、いさかい、トラブルを起こしやすい。


 したがって、一口に女性に対する説得といっても、そのプロセスはなかなか複雑である。まず、第一に相手の性格によって接近の仕方、ものの言い方を考えなければならないだろう。第二には、相手がどれほどの感受性、受容性をもっているかが問題である。第三には、説得の効果は、相手が置かれている場面の変化によって異なってくる。人は一人でいるときとグループでいるときと、大勢でいるときとでは違った反応を示すからである。それが女性の場合にとくに著しい。


 以上のようなことを踏まえて、私の体験上、困ったときどうすればよかったかという苦い反省をもとにして、説得に成功したいろいろの具体的な例を織りこんでこの本を書いてみた。私事にわたって恐縮だが、できあがった原稿の数篇を垣間みたわが女房は、「ずいぶん理解のある夫のように人から思われるでしょうね」などと私の日ごろの現実との対照がいかにもおかしい、といった笑いを浮かべたが、私が女性の説得に苦労していることは、昔もいまも変わりがない。このことを読者は(りよう)としていただきたい。また短見や独断もままあると思われるので、御意見をお寄せいただければ幸いである。



 昭和五一年十月十八日

(しま)()(かず)()

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