この章では空間を工作します。ただし頭の中で。二次元空間を折り曲げたり、三次元空間の端と端とをのりづけすると、さまざまな形の空間が作れます。どこまでも続く無限の空間、まっすぐ進んでいくと元の地点に帰ってきてしまう空間、右利きの旅人が左利きになって帰ってくる空間などを作ってみましょう。私たちの住むこの宇宙はどのような形の空間なのでしょうか。じつはどういう形なのか、有限なのか無限なのか、まだわかっていません。
Q
二次元人の角夫「どーも。二次元の宇宙からやってきた二次元人の角夫です」
姉「どーも。三次元代表です。