Q
角夫「ここは一見、直方体の部屋ですが、じつは、三次元空間をのりづけして作ったドーナツ空間なのです。展開図を見てください」
姉「前後左右と床と天井にドアがありますね。開けて入ると、やや、隣にまったく同じ部屋があって、角夫さんがいて私の背中が」
角夫「ぼくは動いてないけど、姉さんが左のドアから出て右のドアから入ってきました」
姉「ドラえもんのどこでもドアですか、これは!」
角夫「そういう感じです。前から出ればうしろから、上に昇れば下から入ってきます」
姉「二次元ドーナツは伸び縮みシートを使えば実際に工作できたけど、これは無理ですね」