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明治維新というクーデター
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歴史
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第四章 池田屋事件

『明治維新というクーデター』
[著]星亮一 [発行]イースト・プレス


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近藤駆け上がる



 近藤勇と土方歳三は二手に分かれて過激派の行方を探索していた。


 集まりがあると探知したのか、あるいは通常のパトロールだったのか、そのあたりは判然としないが、近藤は、かねて長州のアジトと睨んでいた池田屋を内偵すると、ぽつりぽつりと人が入って行く。


 間違いない。


 近藤は確信を抱いた。


 会津藩に知らせると応援を出すという。しかし、なかなか来ない。しびれを切らせた近藤が飛び込むと、軒下に鉄砲と槍が一〇挺ばかり立て掛けてある。

「主人はおるか、ご用改めであるぞ」


 と声を張り上げた。亭主の(そう)()()は大いに驚き、(はし)()段に駆け付け大声でいった。

「皆様、旅客調べでございます」


 その瞬間、近藤が惣兵衛を拳骨で張り飛ばした。惣兵衛は目を白黒させてその場に昏倒して気絶した。


 二階に上がる階段は従来、玄関を入って正面となっていた。

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