出席者(全員女性)
Aさん 26歳。会社員。三週間ほど前に幼馴染との婚姻の届出を済ませ改姓したばかり。奈良市出身。
Bさん 31歳。2006年より日本で働く韓国人。現在はWEBデザイナー。ソウル市出身。韓国で結婚したが、一ヶ月で離婚。
Cさん 35歳。会社員。福岡県出身。独身。
Dさん 40歳。会社員。東京生まれ。離婚歴あり。現在は事実婚中。
武石「さて、始まる前に簡単に各人にインタビューさせてもらいましたが、BさんとCさんは結婚願望が全然無いようですけど」
C「人と一緒に住むこと自体が疲れてしまうので、一人暮らしが気楽ですし、子どもの頃から親にも結婚に向かないと言われてきたくらいなので」
武石「どうして、親御さんはそのようなことを……(武石注:普通の女性に見えます)。Bさんは、離婚歴がありますが、結婚期間が一ヶ月」
B「そうですね。成田離婚みたいなものです(笑)」
武石「もう、結婚はしたくない感じですか?」
B「今も日本で働いている韓国人の彼がいますが、彼はオーストラリアに移住したがっていて。でも、そういう風に相手に振り回されるのは嫌なのです。自分で決めたいです」
武石「なるほど。彼は行こうと言いませんか」
B「しょっちゅう言います」
武石「それじゃ、別れるしかありませんね(笑)」
B「そうなるかと思います。」
武石「Dさんも離婚歴がありますが、一度目は法律婚をしたのに二度目は事実婚にしたのはどうしてですか」
D「一度目は色々疲れている時で専業主婦したいなって思っている時に専業主婦でいいって言ってくれた人で、その上、その人が仕事でアメリカ在住なので配偶者ビザが必要でしたし、名前を変えることに抵抗はありましたけど、格好いい姓でもあったので、名前も住むところもオールクリアで新しい人生、というのもすごくいいような気がして(笑)。