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世界のエリートが学んでいる教養としての哲学
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ツール5 関連知識 プラスαの「関連する知識」 宗教、倫理、日本の思想

『世界のエリートが学んでいる教養としての哲学』
[著]小川仁志 [発行]PHP研究所


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 ツール5では、プラスαとして、西洋哲学以外の関連する知識を紹介しておきたいと思います。宗教、倫理、日本の思想の3つです。いずれもこれまでお話ししてきた西洋哲学に密接に関係しており、かつグローバルビジネスでも頻繁に話題に上る事柄です。

宗教に関する必須知識


 グローバルビジネスにおいて、ある意味で宗教の知識は西洋哲学の知識以上に重要です。イスラームの戒律を知らなかったばかりに、排斥運動を受けたという話がよくニュースになります。だから正確な理解が不可欠なのです。

 まずは世界の主要な宗教を押さえておく必要があります。なんといっても最大の宗教はキリスト教です。世界人口の3割以上の信者を抱えます。キリスト教はユダヤ教を母体として、イエス・キリストによって創設されました。それがローマ帝国の国教となることで、世界宗教として発展していったのです。

 いまや多くの宗派に分かれるキリスト教ですが、中心となるのはカトリックとプロテスタントです。カトリックは教皇を中心とする一つの組織体で古くから存在しますが、16世紀にルターらの手によって改革が起こり、プロテスタントが誕生しました。

 したがって、プロテスタントはルターによって掲げられた信仰義認、聖書主義、万人司祭主義の3つを特徴としているのです。いわば形式を重んじるカトリックに対し、内面の信仰を重視する立場だといっていいでしょう。

 ちなみに、数は少ないですが、キリスト教の母体となったユダヤ教は、今も世界で重要な意味を持っています。苦難の歴史の末、イスラエルを建国したユダヤ教の人たちは、世界経済に大きな影響力を持っているともいわれます。その意味で、アメリカの政治にも影響力を行使しています。

 もちろん、世界経済や政治への影響という点では、キリスト教の次に多いイスラームに今最も着目する必要があるでしょう。世界人口の約2割の信者を抱えます。つまり5人に1人はイスラームの信者なのです。宗派としては、最大の勢力であるスンナ派(スンニ派とも)と、それに対抗するシーア派が主なものといえます。イスラームとはそもそも絶対服従を意味する語で、その名のとおりアッラーという神のみを強く信じる一神教です。7世紀に誕生した比較的新しい宗教であるにもかかわらず、世界中に信者を抱える世界宗教へと発展しました。

 イスラームは戒律が厳しいので有名です。とりわけ食物の禁忌には注意が必要です。
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