『ビジネスエリートのための!リベラルアーツ 哲学』
[著]小川仁志
[発行]すばる舎
フランスの哲学者デカルトは、まさに近代哲学を切り拓いた人物であるといっていいだろう。その意味で、近代哲学の鼻祖などと称される。そうして人間の生まれ持った理性を重視する大陸合理論と呼ばれる哲学の潮流を作り上げた。
おそらく彼の言葉で一番有名なのは、「我思う、ゆえに我あり」というフレーズではないだろうか。いや、もしかしたら哲学の世界の中でも一番有名な言葉だといっていいかもしれない。