『ビジネスエリートのための!リベラルアーツ 哲学』
[著]小川仁志
[発行]すばる舎
◆思わず哲学したくなる本
村上春樹『1Q84』(新潮文庫、2012年)
村上春樹の小説は、不思議な要素が多く、それだけに哲学する題材には事欠かない。その中でも『1Q84』には特に哲学的な問いが多くちりばめられている。
カズオ・イシグロ『忘れられた巨人』(早川epi文庫、2015年)
ノーベル文学賞を受賞した日系イギリス人作家の最新作。記憶をめぐるこの不思議な物語は、哲学的示唆に富んでいる。