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相続&遺言ノート
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21 避けたほうがよい遺言例

『相続&遺言ノート』
[著]税理士法人和 [著] 司法書士法人グループ・グローバルグループ [発行]すばる舎


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意図が明確でない遺言は
効力に支障が生じる可能性がある
1. 財産を共有させる遺言

 ある特定の土地を、「○○に4分の2、△△に4分の1、××に4分の1ずつ相続させる」といった内容の遺言は、遺族にとってなかなか不便なことがあります。

 亡くなった夫Aさんが、土地を妻Bさんに4分の2、夫Aさんの兄Cさんに4分の1、妹Dさんに4分の1ずつ相続させる旨の遺言書を作成したとしましょう。

 この遺言書の内容によると、妻Bさんと夫Aさんの兄Cさん妹Dさんは、土地を3人で共有することになります。Aさんが亡くなり、土地の名義を遺言どおり登記手続きをして3人名義となりました。その後、妻Bさんはある事情から土地を売却しなければならなくなった、あるいは資金を得るために土地を担保に入れなくてはならなくなったとします。
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