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私たちは生きづらさを抱えている 発達障害じゃない人に伝えたい当事者の本音
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くらし
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検査結果

『私たちは生きづらさを抱えている 発達障害じゃない人に伝えたい当事者の本音』
[著]姫野桂 [監修]五十嵐良雄(メディカルケア大手町 院長) [発行]イースト・プレス


読了目安時間:9分
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心理検査から約1か月後、検査結果を聞く日がやってきた。いつもの2週間に1回の診察の際に、検査結果について医師が説明してくれるという。主治医はひとりひとりの話をじっくり聞くので毎回予約を入れた時間から3、4時間は待つ。この日は15時半予約だったのだが、結局自分の診察の時間が回ってきたのは19時過ぎだった。

「姫野さん」


 いつものか細い声で呼ばれて診察室へ入る。

「この2週間、どうでしたか?」


 毎度の質問に、2週間で起こった出来事を話す。実は前回の診察の3日後に急性虫垂炎で手術、5日間入院したのでそのことについて話した。


 話が終わると医師は心理検査の結果の書類をデスクに広げた。

「本来、患者さんにはこちらの書類1枚しかお渡ししないのですが、姫野さんの場合、発達障害の取材もされていて専門用語も分かると思うので、特別にこの詳しい報告書とWAIS‐Ⅲの結果もお渡しします」


 医師のデスクに身を乗り出すようにして書類をのぞきこんだ。

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