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潜在意識であなたが変わる こころの仮面をはぎとる方法
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生き方・教養
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「こころ」の真実

『潜在意識であなたが変わる こころの仮面をはぎとる方法』
[著]鮫島礼子 [発行]すばる舎


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◆「こころ」と「脳」の密接な関係

 あなたは「こころ」と聞いて、どのようなイメージを描きますか?

 多くの方は、胸の中にあるとか、心臓の付近にあるとか、漠然としたイメージを持つのではないでしょうか。また、“こころが辛い”とか“胸が痛む”など「こころの状態」を無意識に思い浮かべるかもしれません。


 ところが実際には、心理学で使う「こころ」とは、胸や心臓ではなく「脳の状態」を表しています。

 私たちが日頃、好きな人のことを考えて胸がドキドキするとか、悲しいときにこころがチクチクと痛むのは、すべて「脳」から指令が伝わっているからです。


 とはいうものの、これまでに「脳」と「こころ」の関係のすべてが科学的に解明されているわけではありません。

 ただ、生理学でいう「脳」の「大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)」の働きと、心理学で扱われている感情的な分野である「こころ」には、密接な関わりがあることが分かってきています。

 “悲しい”とか“辛い”という感情を抱くときにも、“嬉しい”とか“ビックリした”などの感情を抱くときにも、必ず「脳」の中の神経系に何らかの変化がみられるからです。


 では、生理学の「脳」の研究が進んですべてが解明されれば、心理学的な「こころ」の問題もすべて解決できるのでしょうか。

 いいえ、そうではありません。たとえば、自分を犠牲にしてまで“他人に尽くす行為”や“自殺行為”などは、決して「生理学=脳」の分野だけでは解決しきれず、「心理学=こころ」の分野での研究やフォローが必要です。


 つまり、このような場合、「こころ」=「脳」だと、単純に決めつけることなどできないのです。


 また、一度や二度、能力開発セミナーなどに参加するくらいでは、「脳」の根本的な部分は何も変わっていきません。

 そのときは変わったような気がしても、実際にその後一歩踏み出して教えられた通りに行動を起こす人は、極めて稀なのです。

 それは、「こころ」の奥深いところにある“無意識部分”にまで、セミナーの内容が浸透していないからです。

◆「こころ」を知る2つのキーワード

 私たちの「こころ」は“意識”と“無意識”とで構成されています。

“意識”とは、分かりやすく言うと“性格”の大部分です。知性、理性、論理であり、何よりも“自らの力”でコントロールすることができる範囲内のことです。

 一方、“無意識”の大部分には、よく耳にする“潜在意識”があり、主にイメージや感覚、感情などで構成されています。この“無意識”の最も深い部分に“自我”と呼ばれるものが眠っていると考えられています。


 学問的な観点から言うと、“意識”と“無意識”の間には、この2つを隔てている機能があります。

 この隔たりがあることによって、“無意識”の中にある情報が勝手に“意識”へと入ってこないようにセーブが掛けられているのです。


 実は、生まれたときには“意識”と“無意識”の隔たりは存在しません。だいたい小学校低学年頃までは、自由に情報が行き来できるようになっているのです。

 このお陰で、赤ちゃんが教えなくても言葉を覚えたり、就学前の幼児が驚くべき能力を発揮する場合があるのです。


 けれども成長とともに、徐々に左脳が発達し、周囲の人の考え方や行動を理解し、一般常識とか社会性とかを受け入れていくようになります。

 そして小学校高学年くらいになると、大人と同じように“意識”と“無意識”の境界線がハッキリとしてくるのです。


 “無意識”の中にあるもう一つの世界は、“夢の世界”です。

 “意識”と“無意識”の境界線がない幼少時代に、あなたも現実の出来事と昨日見た夢とが入り混じってパニックになったり、泣き出してしまったような経験がありませんでしたか? 通常は成長するにつれ、そういった経験は自然に少なくなります。


 ところが、“意識”と“無意識”の境界線が上手く機能してくれないと、日常的に“幻覚”を見たりして、現実への適応が難しくなります。

 つまり、「脳」=「こころ」を自然にコントロールすることができずに、実生活の中でバランスを崩してしまうのです。

◆“無意識”をコントロールすることで、こころが穏やかに

 そんな「こころ」の状態に大きく作用するのは“感情”です。

 人間が生まれてくるときに、はじめて持つ感情は“恐怖”だと言われています。動物の一員でもある人間には、生まれながらに自分の身を守ろうとする本能が備わっています。


 たとえば、幼児がストーブでやけどをすると“ストーブは熱いもの”と「脳」=「こころ」にインプットされ、本能的にストーブから離れるようになります。

 このように、危険なものから逃れて自分の身を守ろうとするのです。危険回避の動きに伴う“ネガティブな感情”=“恐怖”は、人間が命を守るために必要な「感情」なのです。


 無意識には、“恐怖”だけではなく、さまざまな「感情」が眠っています。この“無意識”を、上手くコントロールしていくことで「こころ」が健康な状態を保つことができます。

 したがって常に「こころ」が安定している方は、多少のストレスや悩み、ちょっとしたケガや病気を抱えていたとしても、速やかに感情を切り替え、イキイキと充実した人生を送ることが可能となるのです。

‥‥ Point ‥‥

 「こころ」には、“意識”と“無意識”がある。

 さまざまな感情を持つ“無意識”を上手くコントロールすることで、こころが安定する。

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