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日本語は泣いている
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ルポ・エッセイ
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大きな声

『日本語は泣いている』
[著]外山滋比古 [発行]PHP研究所


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 このごろ、人々の話す声がおしなべて大きくなった。

 耳の遠い人は大声になるものだが、みんな仲よくどこか耳に故障ができたのかもしれない。

 廊下へもれてくる声をきいて、てっきりケンカだと思って部屋へ入ると、みんなが勝手に発言している。ただの会合だった、というようなこともある。

 駅のホームで、後ろ姿の女の人が何か叫んだから、どうしたのかと見ると、電話をかけているのだった。ごく平和な話だったらしかったが、声は緊急事態を告げる調子だった。おもしろくない、うるさい、と思う人はないらしい。

 このごろの女性は男よりも声が大きいのではあるまいか。
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