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日本語は泣いている
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ルポ・エッセイ
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馬の耳

『日本語は泣いている』
[著]外山滋比古 [発行]PHP研究所


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 静かにきいているから、わかっているのかと思う。わかったかときくと、はい、わかりました、と答える。それでは、というので新しいことに話を進めると、あとでまるで見当ちがいのことを質問したりする。

 おかしいと思ってよくきいてみると、はじめのことを上の空できいていることが判明する。それなら、なぜわかったと言ったりするのか。わからないと言えば面倒になるから、わかったことにしたのだ、と涼しい顔をしている。

 学校の授業でも、たえずそういうことが起こっているらしい。
「わかりましたか」
「はーい。わかりました」

 安心して先生が先へ進むと、実はわかっていない。

 だいたいはじめから心に留めてきこうとしてもいない。
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