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日本語は泣いている
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ルポ・エッセイ
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ことばのおしゃれ

『日本語は泣いている』
[著]外山滋比古 [発行]PHP研究所


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 勤めを終えて帰ってくると、たいていへとへとに疲れている。サラリーをもらっているのだから当り前だ、と言われるかもしれないが、仕事で消耗する以上に、職場で受ける小さな心の傷のためである。それが現代の生活だというものだが、始末の悪いことに、気付いている人がすくない。

 若い同僚が「……してくれませんか」と言う。まるで上役のような口のきき方だ。あいつは前にもああいう調子でものを言ったことがある。ひとをバカにしているのではあるまいか。このごろの若いものは……、と帰ってきてからも、そのひとことにこだわる。

 お互いに口のきき方を知らないために、どれだけひとを傷つけているかわからない。
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