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(2021/11/26 追記)

犬耳書店の作品をRenta!に順次移行します。
詳しくはこちらでご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

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日本語は泣いている
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ルポ・エッセイ
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絶対語感

『日本語は泣いている』
[著]外山滋比古 [発行]PHP研究所


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 新幹線に乗るたびにヒヤヒヤする。いつ言い出すか、と思うからだ。
「大阪の△△さん、おりましたら、七号車の車掌室までおいでください」
というようなアナウンスである。どうして、
「いらっしゃいましたら……」
と言えないのか。車掌が発明した言い方ではあるまい。どの列車も同じようにやっているところを見ると、車掌を集めて日本語の訓練をした先生の語感がおかしかったのであろう。マニュアルにそう書いてあるのか。毎日、「おりましたら」をばらまいている。

 いつも聞いていれば、そのうちに、
「先生はきのうお宅におりましたか」
というのがすこしもおかしくないと思う人間ばかりになってしまうかもしれない。現にこんなことば遣いはけしからんとつよく抗議する乗客がいないからこそ、いつまでも続いているのである。

 若い友人に新しく出した本をやった。
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