読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン

犬耳書店はRenta!へ統合いたします

(2021/9/29 UP)

犬耳書店は、姉妹店のRenta!(レンタ)へ統合いたします。
詳しくはこちらでご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

0
-1
kiji
0
1
1228832
0
LIFE STYLE DESIGN(きずな出版) 「遊び」と「好奇心」で設計するこれからの生存戦略
2
0
0
0
0
0
0
ビジネス
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
「人生の快適さ」をデザインする

『LIFE STYLE DESIGN(きずな出版) 「遊び」と「好奇心」で設計するこれからの生存戦略』
[著]小澤良介 [発行]PHP研究所


読了目安時間:5分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ

LIFE STYLE DESIGN




 私がインテリアに目覚めたきっかけは、小学生時代の引越し体験にさかのぼります。


 実家はもともと、和風の平屋の一軒家でした。寝るときは布団、一家団らんはコタツ、食事をするときは座布団に正座をしていました。


 私が9歳くらいのときに、その家を建て直すことになり、しばらく「仮住まい」に移ることになったのですが……この仮住まいがすごかった。


「家」と呼べるのかすら怪しいような木造プレハブ小屋で、トイレも古びた和式。家具も、新しい家に移るためにほとんど処分してしまったので、最低限のものだけ。


 仮住まいだから、とりあえず住むことができればいいと思ったのか、学区内に適当な貸家がなかったのか、一時的にとはいえ両親がなぜそこを選んだのかは、いまでもナゾです。とにかく、快適さとは真逆にあるような住まいだったのです。



 そして一年くらい経って、ようやく新しい家が完成しました。


 新しい家はアメリカンハウス。バブルの最中、父親の仕事が好調だったこともあり、オシャレな家の中に最新のインテリアが置かれました。


 それまでは布団しか知らなかったのに、寝る場所がベッドになり、家族で話をするのは座布団ではなくリビングのソファーセットになり、コタツは暖炉になり……。


 インテリアが変わるだけで、こんなに生活スタイルと気持ちが変わるのかと、幼な心に衝撃を受けました。


 とくにわが家の場合は、和風と洋風の間に“プレハブ小屋生活”を挟んでいるので、ギャップが凄まじかった。


 朝起きる場所がプレハブ小屋の布団からアメリカンハウスのベッドになると、自分は何も変わっていないのに、まるで生まれ変わったような気分になったものです。


 建物があって、それに合わせてインテリアが置かれ、居住空間ができあがる。そして、その居住空間のあり方によって、ライフスタイルが大きく変わる。


 空間が人生に与える影響の大きさを、私はそのとき身をもって体験したのです。


 だから、リグナはインテリアショップですが、インテリア単体ではなく、「空間」の快適さにこだわってきました。



 私は、個人の家やオフィスなど、空間をデザインするプロデューサーとして仕事をさせていただく機会が多々あります。


 私が空間をデザインする際、相手や場所に拘わらず、気をつけていること、こだわっていることがあるのですが、その一部をご紹介します。


・余計なものを置かず、本当に必要なものだけ取り入れる

・表面的なオシャレさではなく、利便性や快適さを追求する

・朝目覚めた瞬間に、気分が良くなるような空間にする

・その人らしさを重視する

・自然が感じられる空間にする

・そこに居る人の人生が良くなるように、心をこめる



 これらを意識するだけで、空間が、そして人生が大きく変わります。


 この仕事をしていると、実際に、自宅やオフィスの空間が変わるだけで、人生が大きく変わる人をたくさん見ます。


 会社のインテリアを変えただけで優秀な新卒社員が劇的に増えた会社、仕事場をクリエイティブな空間に変えただけでヒット作を連発するようになったデザイナー、自宅のイスとアートを変えただけで異性にモテるようになった友人、引っ越し先のマンションの部屋をフルコーディネートして、大物女優と結婚が決まった仲間……など、数え上げればキリがありません。


 こんな瞬間を見られるのが、私の仕事の(だい)()()です。



 さらに、この仕事を続けてきて、新たに気づいたことがあります。


 それは、「空間と同じように、人生もデザインできる」ということです。

「空間の快適さ」にこだわることで人生が大きく変わるように、「人生の快適さ」にこだわってライフスタイルを意識的にデザインすることで、人生は劇的に輝き出す。


 ライフスタイルデザインのコツも、空間デザインと同じです。


・できるだけ不要なものは排除して、好きなことをする

・表面的なカッコよさだけでなく、中身や合理性を追求する

・朝、目覚めた瞬間に、一日が楽しくなるような毎日を送る

・自分の個性や強みを生かす

・自然や健康を大切にする



 部屋は、どんなインテリアを選んで、どんなふうに配置するかで雰囲気がガラリと変わります。同じアパートの、同じ間取りの部屋のはずなのに、住んでいる人とインテリアが違うだけで、まったく違う空間になりますよね。


 ゴチャゴチャと散らかった部屋に住むのか、洗練された快適な部屋に住むのかは、住人次第なのです。



 人生も同じです。


 一日24時間、一年365日は、誰にとっても変わりません。


 そこで、誰と何をするかで、豊かさが変わってきます。


 人生のデザインと、空間のデザインで異なるのは、「誰がやるのか」ということ。


 空間のデザインは、私のような第三者のプロに任せることができますが、自分の人生をデザインできるのは自分だけです。



 どんな仕事をして、休日には何をするのか?


 どんな人と付き合い、何を学ぶのか?


 元気で楽しい毎日を送るために、何ができるのか?



 これを「なんとなく」とか「どうでもいい」とか、とくにこだわりもなくやり過ごしていると、いつまでたっても、「なんとなく」な「どうでもいい」人生しか送ることはできません。


 豊かで快適な人生を送れるかどうかは、自分の設計次第。


 ライフスタイルを、いかに自分らしくデザインできるかで、人生の幸福度、充実度は何十倍、何百倍も変わるのです。


POINT▼

ライフスタイルは自由にデザインできると知る


この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:0文字/本文:2240文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次