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1分で大切な仕事を片づける技術
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10章 1分雑用整理術

『1分で大切な仕事を片づける技術』
[著]齋藤孝 [発行]PHP研究所


読了目安時間:12分
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「クリエイティブな仕事」は「雑用」から生まれる

「クリエイティブな仕事がしたくてこの会社に入ったのに、ずっと雑用ばかり。こんなはずじゃなかった……」


 若い人から、しばしばこういうグチを聞くことがある。彼らの頭の中では、企画を出すとか設計するといった「クリエイティブな仕事」と、その他の「雑用」との間に明らかな“壁”があるらしい。


 だが、本当にそうだろうか。たしかにアイデアを出すことは楽しいし、それが採用される環境にあればなお嬉しい。しかしそれは、膨大な雑用をこなすことが前提だ。両者は連続的な関係にあり、一方だけに特化することは不可能ではないだろうか。そこを見誤ると、どんな仕事でも「雑用」にしか見えず嫌気がさしてしまうのである。


 だいたい最近は、「クリエイター」とか「クリエイティブ」といった言葉が魅惑的に独り歩きしている感がある。しかし、どれほど“クリエイティブ”といわれる現場でも、実はほとんどが砂を嚙むような作業の連続だ。そんな地味な作業を極力省くことも不可能ではないだろうが、そうするとクリエイトすべきものもやせ細ってしまう。豊かな土壌がなければ、豊かな生産物は生まれないのである。


 つまり仕事とは、雑用の階段を駆け上がった末に、クリエイティブのステージにステップアップするというものではない。クリエイティビティを追求する際にも雑用は不可欠だし、雑用の中から創造の芽が出ることもある。そうやっていつまでもグルグル回り続けるものではないだろうか。


 そのうちに回転数が上がり、熟練し、さらに速くなる方法を思いついたり、余った時間でより多くの仕事をこなせるようになったりする。それがクリエイティビティというものだろう。ちょうど、F1ドライバーがサーキットを周回しているうちに慣れ、よりアグレッシブに挑んで最速タイムを叩き出す感覚に近い。


 たとえば大学の先生でも、ただ研究室に(こも)って研究や教育に専念していればよい、というわけではない。メールやFAX等の処理は異常に多いし、組織人としての打ち合わせや会議も無数にある。

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