読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
-2
kiji
0
0
1228911
0
1分で大切な仕事を片づける技術
2
0
0
0
0
0
0
ビジネス
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
11章 1分整理術

『1分で大切な仕事を片づける技術』
[著]齋藤孝 [発行]PHP研究所


読了目安時間:12分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ



机を片づけるより、片づいている机を探す

 あらかじめ告白しておこう。


 私の研究室の机は、本や資料などが無造作に山積みになっている。「よくこれで仕事ができますね」などと(いぶか)られることがあるが、その答えは簡単。私にとって研究室の机は“物置”でしかない。仕事は主に喫茶店などで行っているのである。


 片づけが得意ではないことは、認めざるを得ない。たしかに、仕事に集中するにはまず身の回りの整理から、というのはきわめてまっとうな考え方だ。必要なものが決められた場所にないとイライラする、という人もいる。だが一方で、その部分に神経を使いすぎて、「整理のための整理」になっている場合もある。そうなると、かえって仕事は(はかど)らないだろう。


 その点、喫茶店のテーブルは常に片づいている。机をどう片づけるかではなく、最初から片づいている机をどう見つけるかのほうが、私の中の優先順位が高いのである。


 したがって、ときには同じ研究棟にある会議室を借りることもある。広い空間を一人で占有するのは、なかなか爽快な気分になる。もちろん、テーブルの上も最初から片づいているから使い心地もいい。


 しかも、こうして場所を変えて仕事をすることには、大きく二つのメリットがある。一つは、いうまでもなく新鮮な気分になれること、そしてもう一つは、一つの仕事に集中しやすくなることだ。


 喫茶店であれ会議室であれ、自分にとってアウェーである以上、持ち込めるものも時間も限られる。おかげで他の仕事の山が視界から消えることが、まず精神衛生上の救いになる。それに、この時間内にこの仕事を終わらせなければならない、と覚悟を決めれば、意識の焦点が絞られる。それはちょうど、太陽光線をレンズで一点に集めてジリジリ焦がしていくような感覚だ。


 こういう経験がないのなら、ぜひ一度、試してみることをおすすめしたい。喫茶店に行くのが難しければ、社内にある不使用の会議室を借りてみることだ。パソコンと携帯と必要な資料さえ持ち込めば、なんら支障はないはずだ。むしろ、その新鮮な感覚と作業の捗り方に驚くに違いない。


几帳面に片づけられないなら、“水際”で防げ
この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:4936文字/本文:5833文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次