読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
-1
kiji
0
1
1230717
0
好かれる人のモノの言い方 第二印象で心をとらえるちょっとした習慣32
2
0
19
0
0
0
0
生き方・教養
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
見た目は大切! でも、「見た目」だけの時代は終わり!

『好かれる人のモノの言い方 第二印象で心をとらえるちょっとした習慣32』
[著]西松眞子 [発行]CLAP


読了目安時間:5分
この記事が役に立った
19
| |
文字サイズ


 「見た目に自信がない」「初対面の人とうまく話せない」とコンプレックスを抱いている人、「最初のあいさつで失敗したな」「あまり印象に残る面会ができなかったな」と感じて、その後相手と距離をおいてしまっている人はいませんか?

 私は、印象アップを研修するコンサルタントとして、これまで「見た目」のこと、第一印象の重要性を語ってきました。そんな私だからこそ、その最初の印象のバックアップ、またはリセット方法として「第二印象」という手もある、ということをお伝えしたいと思い、この本を書きました。

 第一印象は、「自分」のことをどう魅せるかが、どうしても重要になります。

 自己演出が得意な人向き、だともいえます。

 それに比べて、この本で提案する第二印象は、「自分」だけでなく、相手の心をつかむ技術といえばいいでしょうか。

 多くの人とつきあっている人ほど、そのコミュニケーションにおいて失敗がつきものです。私もかつては最初の人間関係で失敗したら二度ともとには戻らないと思い、「失敗した」「もうだめ」と大げさに思いこんだりするほうでした。

 でも日常生活なんてものは、失敗したり、思うようにうまくいかなくて当たり前で、よほどの人でないと、日々うまくいくということのほうが稀だ、ということも経験から学びました。

 そして、成功している人と、うまくいかない人との間に、能力の差といえるようなものは、それほどない、どちらもそう変わらないとも思うようになりました。実際にカリスマとか、成功者といわれる有名人にお会いすることもありますが、有名人というフィルターを外してみると、実は、私たちとそんなに変わらないことを言っていたりするのです。

 それとは逆に、人生経験を積んでいるふつうの人のほうが、お告げにも似た、ハッとするような、感銘を抱かせる含蓄ある言葉を語ってくれたりします。

 ある程度生きていると、考えていることや、経験にはそう違いはないと思うのです。ただ両者に違いがあるとすれば、まずコミュニケーションをとるときに、「自分」のことだけを考えるのか、「自分と相手」のことという二人称も考えるのかの違いかもしれません。

 こういった「他者演出」の能力のある人に、チャンスが訪れるのです。


 地味だったり気が弱かったりする人は「自分の見た目のイメージに自信がない」という人が多いもの。ふだんから目立つことが嫌いで、自己演出ということばにも抵抗がある人もいるかもしれませんが、そんな人のほうが、第二印象では、うまくいくかもしれないのです。

 意識を自分以外の人、意中の相手に向けるという、簡単で効果的な「二人称のコミュニケーション」ができるようになると、驚くほど人づきあいが楽になり、仕事も恋愛もうまくいくようになるのです。

 無理をしない人が自然に成功する。それが「第二印象」なのですから。

 実は、本書の執筆にあたり、私の周りの人に「見た目について」意見を聞いてみました。

 すると、女性は、他人から見た目で判断されることが多い、とコメントしながらも、自分たちが男性に好感を持つときは、見た目より「思いやり」「人柄」「知性」「誠実さ」という内面を重視するコメントがほとんどでした。

 次に、男性は、異性に対しては第一印象、見た目には大きく左右されるとはいうものの、やはり最終的に長いつきあいを考えたとき、ふとした「しぐさ」「話し方」「フィーリング」「雰囲気」などに惹かれる、というのです。

 誰だって第一印象できれいな見た目には惹かれるものがあります。が、そこから先がほんとうは大事なのであって……。

 人づきあいにとって、もちろん見た目や第一印象は大切ではあるけれど、それは所詮「つかみ」です。

 あなたという人の、中身に興味をもってもらうための、第一印象はテレビにおける番宣(番組宣伝)。第二印象は本編のようなものなのかもしれません。

 最初の番宣が魅力的なら、新番組も期待して視聴しようと思うでしょう。でも結局は中身で決まる。最近のテレビ番組も番宣だけが派手で、内容は、いまいちつまらなくてすぐに飽きてしまうものが少なくありません。

 それに比べて最初、スターが出ているわけでもなく、番宣もあなりまかったけど、役者や脚本が光るドラマ、一見地味だけど人柄を映し出すドキュメンタリー、信頼がおける情報番組などは、回を追うごとに、個性や味が出てきて、ついはまってしまうものです。

 ある会社でのことです。

 私がAさんと最初に会ったときの第一印象は、とくにどうというものはなかったのです。

 「今日は暑いですね」

 「お気をつけて、今度、土産話でも聞かせてください」

 など……Aさんは、たわいのないことですが、あいさつに続く「二の句」がある人でした。

 雑談をだらだらということはありませんが、Aさんは仕事の用件に入る前に、必ず相手を気づかう言葉を口にしていました。

 そのAさんとの仕事が終わって数日経った頃、礼状が1通送られてきました。自筆で書かれたその手紙には、感謝の言葉と、その日のねぎらいの言葉がAさんらしい温かみのある字で書かれていました。最初の出会いのときよりも、印象が強くなり、第二印象としてさらに好印象がインプットされました。

 私のこの感覚と同様に、Aさんは社内評価もとてもいいとわかりました。

 数年経ち、今現在のAさんは、社内で大抜擢され、若手幹部になっています。

 見た目という第一印象に強いインパクトがなかったとしても、次に会ったときに、相手があなたに関心を抱くようになる「きっかけ」があればいいのです。

 相手の気持ちを惹きつけるための「第二印象」。あなたは考えていますか?

 これからのあなたの人脈づくり、魅力づくりを考えたときに、この第二印象を知っておいて損はありません。一度目のチャンスに失敗したとしても、あなたは第二印象からはじめられます。

 相手の気持ちをつかむには、一度目より二度目のほうがずっと大事なのです。

この記事は役に立ちましたか?

役に立った
19
残り:0文字/本文:2436文字
      この記事を収録している本
      レビューを書くレビューを書く

      今レビューすると30ポイントプレゼント! 今レビューすると15ポイントプレゼント! 犬耳書店で初めてのレビューはさらに30ポイント! ポイント詳細はこちら

      この本の目次