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(2021/11/26 追記)

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詳しくはこちらでご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

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二つの生きがい
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生き方・教養
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“逆境”の時こそ「複線型人生」で乗り切る

『二つの生きがい』
[著]岡本浩一 [発行]PHP研究所


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──逆境がもたらす心理学的影響


 一生に一度も逆境に襲われない人はいないと思います。大逆境かどうかはともかく、誰でも、多かれ少なかれ逆境に見舞われていることでしょう。

 誰にでもそうとわかる左遷人事でなくとも、新しい仕事のプロジェクトチームに入れてもらえなかった、仕事をはずされた、上司と気まずくなったというくらいでも、ここでは逆境と考えることにします。

 逆境は、そもそも辛いものですが、心理学的に考えると、辛い以上にもっと重大な影響があります。具体的には、学習性無力感と自尊心被害、そして、自己アイデンティティの障害などをとりあえずあげることができます。そして、学習性無力感や、自尊心被害や、自己アイデンティティの問題が起こると、当面の逆境は切り抜けても、将来逆境に陥る可能性がますます高くなることが懸念されるのです。以下に少しそのプロセスを見てみましょう。

──学習性無力感


 学習性無力感はセリグマンという研究者が提唱して広く支持されるようになったものです。

 仕切りでふたつに区切られた部屋に犬を入れておいて、床に電流を流して感電させます。犬はやがて、仕切りを飛び越えて向こう側に行けば感電せずにすむことを学習します。これを、「随伴性の学習」といいます。「向こうへ行く」という行為と「感電をさける」という結果が随伴していることを学習したからです。
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