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(2021/11/26 追記)

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二つの生きがい
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生き方・教養
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「家庭」の愉しみ方 趣味で夫婦・親子が理解しあえる

『二つの生きがい』
[著]岡本浩一 [発行]PHP研究所


読了目安時間:16分
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──「家庭人」の自覚が稀薄な日本人


 日本人が働きすぎだったということは、ライフスタイルにおいてふたつの表れ方をしました。ひとつは、趣味が発達しないという表れ方です。もうひとつは、家庭生活を楽しむべきものとして捉えて来なかったという表れ方です。それは、自己イメージのなかに、家庭人としての自己属性が適切な重みをもって来なかったことにも繋がります。

 家庭を楽しい場所にするかどうかは、人生の色彩を大きく変えます。また、趣味を楽しむ人生を推し進めるうえでも、家庭は基本です。ここでは、家庭生活を楽しいものにするためのコツをいくつか考えてみましょう。

──家庭で仕事の話をしない


 子どもの目から見ると、父親というのは働いている人という感じが乏しいものです。働いている姿を見ていないのですから、考えてみればあたりまえです。父親としては、そこにもの足りなさを感じたり、仕事人として自分が考えていること、自分が理想としていること、自分が苦心していることを知ってもらいたい気持ちがするものですが、子どもに向かっては仕事の話をしないことを原則にするのがいいと思います。

 子どもは、父親の仕事人として以外の面を率直に見ている数少ない存在です。子どもは、一個の人間としての父親の姿を知る貴重な存在なのです。会社では鬼部長でも、子どもの目にはただの父親、あるいは「おじさん」です。

 仕事人としての人格は、程度は人によって異なるとはいえ、あなたが意図的に作って来た人格です。子どもが見ているあなた自身はそれとは異なる人柄です。そちらのほうが本来のあなた自身であることもあるのです。あなたが本来の自分自身を忘れたり見失ったりしたとき、子どもがそれを知っていることに気づくことがあります。

 社交の場で仕事の話の比重が高すぎる人間になるのをやめよう、そのためにも趣味をもとう、とこの本は呼びかけているわけですが、社交の場だけでなく、家庭にその傾向が侵入し始めると、家庭が家庭本来のよさを失うということになりかねません。
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