『ライムスター宇多丸も唸った人生を変える最強の「自己低発」 低み』
[編]TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」&「アフター6ジャンクション」
[発行]イースト・プレス
私が小学校低学年のころの話です。
放課後の掃除の時間、僕は沼田君に話しかけるため、肩を叩きました。すると「あっ!」という声を上げたあと、いきなり僕に殴りかかってきました。
倒れ、わけもわからず、ただ沼田君を見ている僕に、思いもよらないことを沼田君は言いました。
「白玉飲んじゃっただろうが!」
「白玉?」聞き返す僕に続けて。
「大事に飲み込まず、取っておいたんだぞ!」