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カラダにいいのはどっち?
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第5章 カラダにいい睡眠はどっち?

『カラダにいいのはどっち?』
[著]富家孝 [著] 健康増進会議 [発行]彩図社


読了目安時間:15分
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■早起きは寿命を縮める?


 早起きはカラダにいい。そんなイメージを多くの人が抱いているのではないだろうか。


 家庭や学校、職場など、いたるところで早起きの健康効果は喧伝されてきた。早起きすることで集中力が増し、作業効率が上がると聞いたことのある人もいるだろう。中には仕事の関係上、睡眠時間を削ってでも早起きしなければいけない人もいるかもしれない。


 しかし、最近の研究では、早起きはカラダにいいどころか、逆に病気のリスクを高めていることが指摘されているのである。


 その指摘をしているのが、オックスフォード大学で睡眠について研究しているケリー博士だ。ケリー博士によると、朝6時前に起きる人は、7時以降に起きる人に比べて、心筋梗塞や脳卒中などの発症リスクが最大4割、糖尿病やうつ病などでも2~3割、発症リスクが高くなるという。


 早起きは三文の徳と言うが、病気を防ぐのには向かないようだ。





■1日8時間がベストではない?


 睡眠時間が短いと、疲れが残って1日がつらくなる。できれば長時間眠りたいと思っている人は多いと思うが、実は眠りすぎもカラダに毒。下手をすると疲労回復どころか、死亡のリスクを高めるかもしれないのだ。


 1980年代にカリフォルニア大学サンディエゴ校のクリプペ博士が行った調査が参考になる。睡眠時間と死亡率の関係を、100万人以上を対象に調べたところ、7・5~8・5時間以上眠る人は、6・5~7・5時間眠る人よりも死亡率が20も高かったのだ。


 理想的な睡眠時間は、年代によって異なる。厚生労働省が発表した「健康づくりのための睡眠指針2014」には、各世代の理想的な睡眠時間が記載されている。15歳前後は8時間、25歳は約7時間、45歳は約6・5時間、65歳は約6時間と、年を重ねるごとに睡眠時間は短くなるのだ。


 ただ、個人差があるし、睡眠の質も異なるため、これらは目安だと思って見ていただきたい。





■寝だめは意味がない


 できれば毎日ぐっすり眠りたいところだが、つい夜更かししたり、仕事の影響でやることが山積したりすると、十分な睡眠時間を確保できないことがある。


 だけど、休みの日にまとめて眠っていれば大丈夫、と言いたいところだが、それだけではやはり不十分。休みの日に長時間眠るよりも、毎日の睡眠時間を1日5分でもいいから延ばしたほうがよほどいいのだ。


 5日で25分と大した時間ではないように感じる人もいるかもしれないが、睡眠不足の人にとって、1日の睡眠時間を少しでも延ばすことはカラダのためになる。


 むしろ、休日にいつもより長く眠ると、生活リズムが乱れて、平日の仕事のサイクルにも悪影響を与える恐れがある。


 睡眠不足の人は、まずは少しずつでいいので、毎日の睡眠時間を延ばすように心がけよう。

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