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がんばることに疲れてしまったとき読む本
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生き方・教養
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はじめに

『がんばることに疲れてしまったとき読む本』
[著]下園壮太 [発行]PHP研究所


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 あなたは、毎日一生懸命がんばっています。

 きっと本来大変優秀で、周りに気を遣い、自分を押し殺して、人のために一生懸命活動しているんですよね。

 がんばりは美徳です。

 ところが人間なので、限界もあります。

 いつでもコンスタントにがんばれればよいのですが、ときには、体調を崩したり、急に意欲が低下したり、イライラしたりして、人間関係を壊してしまうこともあるでしょう。

 そんなあなたを見て、少し休んだらと言う人がいると、あなたは決まって「ありがとう、でもね……」と、今はがんばらなければならない時期であることや、自分ではそれほど苦しいと思っていないことを一生懸命説明します。

 あまりしつこくアドバイスされると、「自分をコントロールできていない」と非難されているような気がして、逆にイライラしてきます。

 というのも自分でも、ただがんばるだけでは、なかなかパフォーマンスが上がらない、なかなか思うように人生が進んでいかないと、気がついているからです。

 あなたは幼い頃から「がんばること」を身につけ、それによってさまざまな成功を勝ち得、また人生の苦難を乗り越えてきました。

 ところが、最近はその「がんばること」の効果に疑問や限界を感じているのです。

 元気なときはいいのですが、少しブルーになると、自分だけが苦労している、苦労しても報われていない、このままでは限界が来て将来が不安だ、もっと気楽に生きたい、がんばり癖をやめたい……などと思ってしまいます。

 だから本書を手に取ったのではないでしょうか。


 私はカウンセラーと自衛官という二足のわらじを履いています。

 自衛官は、「がんばる」が大好きな人種です。

 一方、カウンセラーは、例えばよく知られている「うつの人にがんばれと言ってはダメ」という教訓が表すように、がんばらない生き方を提案します。

 私は、そんな「がんばる」と「がんばらない」のバランスの中で、二十年間仕事をしてきました。

 だからこそ、「がんばること」に限界や疑問を感じ始めているあなたに、何らかのヒントを差し上げることができるのではないかと思います。


 最初にわかっていただきたいことがあります。

 それは、がんばるという姿勢は決して悪いものではない、ということ。これまでの人生で磨いてきた「完全を目指し、努力し、あきらめず、全力を尽くす」という方法は、これからの人生でも、必ずあなたの強力な武器になります。

 ただし、武器は強力であればあるほど、うまく使わないと自分を傷つけることがあります。

 本書で紹介するのは、「がんばる」という武器の、より上手な使い方です。

 ただ闇雲(やみくも)にがんばるだけでなく、
●本当に必要な時期と課題に、自分の力を最大限に発揮できる
●短期間で終わるのではなく、持続的に高いパフォーマンスが出せる

 ようになることが目標です。

 そうすれば、あなたはただのがんばり屋さんから抜け出し、本当にタフでしなやかな生き方を身につけ、新たな成長に向かって大きく飛躍することができるはずです。


 野球のピッチャーにたとえてみましょう。

 少年野球のコーチは、有望な選手ほどストレートしか投げさせません。小手先の投球術ではなく肩を鍛えるのです。

 しかし、高校以上になるとストレートだけでは打たれます。消耗も激しい。投球術が一流か二流かを分けます。

 あなたのがんばり癖は、ストレートだけで勝負するやり方です。だから限界と将来への不安を感じている。

 決してこれまでの練習がムダだったわけではありません。あなたはこれまで、苦しさに耐えて肩を鍛え、速球を投げられるようになった。速球を身につけたあなただからこそ、投球術が生きてくるのです。
「カーブなんか投げるんじゃない」というコーチの言葉は、過去の自分のためのものです。これからは投球術を磨いていけばいいのです。

 本書では、そんな新しい「がんばり方」の方向性やコツを紹介したいと思っています。

下園壮太 
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