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生き方を考えながら英語を学ぶ
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なぜそんなに不機嫌か

『生き方を考えながら英語を学ぶ』
[著]加藤諦三 [発行]PHP研究所


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生への(けん)怠が人を受動的にする


 前の項の続きであるが,俺はおまえを幸せにしてやる,などということはもしかすると犬に対しても言えないかも知れない。

 アメリカにいるときセントバーナードを飼った。名前は住んでいるところの地名をとってケンブリッジとした。そしてそのケンブリッジを観察していると,ケンブリッジにも好き嫌いというのがあって,なかなかすべての人に同じ感情を持つわけではないようである。

 生きているものを「受動的存在」としてとらえてはなるまい。ましてや人間は「受動的なものではなく能動的」なものであろう。

 生の倦怠に苦しむものに対してなら「幸せにしてやろう」ということばはいいが,人生において使命を自覚しているものには,そのようなことばは不適当である。他者を生への畏敬(いけい)を持つものとしてではなく,生への倦怠を持つものとしてあつかうことは,他者への侮蔑である。

 Such statements show contempt for others.

 しかし,それにしても,われわれ*現代人は何と生の倦怠に苦しみ,受動的存在として生きているのであろうか。生への倦怠を持つものは責任感にもとぼしい。
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