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生き方を考えながら英語を学ぶ
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個人の欲求をどう実現するか

『生き方を考えながら英語を学ぶ』
[著]加藤諦三 [発行]PHP研究所


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「ほしいもの」と「望ましいもの」


 人間の生活は文化と呼ばれるさまざまの行動様式に従って営まれている。道具の使い方もことばの使い方,また技術的な知識それに他人と接触するときの各種の習慣,そしてそれらの規制を体系化してまた強い拘束力を持つに至った法律,さらには人びとの内面的な規準としての道徳,これらすべてを含んでいるのが文化である。

 文化もはじめは人間の欲求に根ざしていたのであるが,時がたつにつれて本能的な行動様式から次第に遠くなっていった。

 それぞれの文化のなかで行動しているとき,たとえば,食べたいときにすぐその場でものが食べられるわけではない。三度の食事の時間というものはあるし,おまけにお腹がすいたといって道路の上に座って,ものを食べるのは日本の文化のなかではお行儀が悪いということになる。それぞれの文化によってやはり行動の仕方は異なる。恋人と歩いていてキスをしたくなったからといって日本の文化のなかでは授業中や仕事中にキスをするわけにもいかない。

 そうした点で文化と欲求とは対立する。人間にとって社会のなかで生活する以上,「ほしいもの」と「望ましいもの」とは異なる。
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