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生き方を考えながら英語を学ぶ
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一人で立っていられる人間になれ

『生き方を考えながら英語を学ぶ』
[著]加藤諦三 [発行]PHP研究所


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英雄とはグチをこぼさない人


 時々我々は自分は生きていてもしょうがないんじゃーないかと思ったりする。やりきれないほど虚無感にうちひしがれる。どっちにしたって死んじゃうんじゃないか,などと自暴自棄にさえなりそうになる。

 *何をやろうとしても,すぐにこんなことやっても意味がないと思えてきたりする。何をやるのもおっくうに感じる。

 そんなとき,昔はよく前にのべたようにニーチェの本などを読んだ。

 彼は,よし,人生が無意味ならば,私はそれに一つの意味を与えよう,自ら生きがいある人生を作ろう。もう一度! と喜び迎えるに値する人生を作ろう! と叫んだ。僕は彼の能動的な哲学にはげまされて,その青春時代を歩んだ。

 我々人間の生は醜悪で,無意味であり,しかも,永遠に繰り返される。この生は耐え難い,しかし耐え難いものであればあるほど,それを肯定によって突破しようとするのがニーチェの態度だった。「これが人生だったのか,よしそれならもう一度!」この決断によって無意味を突破しようとした。

 僕は英雄とはグチをこぼさない人だと思う。英雄とは自分に与えられたどうすることもできない運命を受け入れ,その運命の範囲のなかで,できうるかぎりの努力をする人であると思う。

 Within the bounds of his destiny a hero uses his energy to the utmost.
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