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生き方を考えながら英語を学ぶ
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競争と協力の原理を両立させる

『生き方を考えながら英語を学ぶ』
[著]加藤諦三 [発行]PHP研究所


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激しい競争の結果は


 人間にとって孤独は耐え難い。しかし競争社会は時に人間を孤独にかりたてる。受験勉強もそうであろうし,会社に入ってからの昇進競争もそうであろう。時に人間は競争社会にあって実益よりも虚名を求めるまで競争はエスカレートする。

 上位異動に熱中していると,どうしても友人は得にくいことが多い。昇進志向一本槍だとどうしても他人との心の交流を持つよりも自分の地位が気にかかる。

 近代社会になってからこのことは激しい傾向になってきた。競争に勝つことが自己の存在証明であり,勝って得た地位はつねに守らねばならないからそのエネルギーはたいへんなものである。レッテルを求め,失敗すれば劣等感に悩んで,どうせ僕のような人間はダメな人間だとひがんでいる。仲間ができたとしてもそうした劣等感で結びついているから,とても人間と人間の深い交わりはない。お互いに相手を必要としているのは,他人への怨恨をはらすためにしかすぎない。成績の悪い学生が集まって先生の試験問題を非難しているようなもので,それでその人たちが集まって何かを努力してやるかといえば協力して何かに積極的に取り組むことはない。

 レッテルの獲得に成功した人は優越感を持ちながらも自分がレッテル以下の人間ではないことをたえず周囲に向かって証明しなければならない。
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