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(2021/11/26 追記)

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詳しくはこちらでご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

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一生モノのモテ理論 理想の女性を射止めるテッパン法則 31のルールとタブー
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1 時代を見抜く

『一生モノのモテ理論 理想の女性を射止めるテッパン法則 31のルールとタブー』
[著]檀れみ [発行]CLAP


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 これから具体的にモテ・テクニックを見てまいりますが、まずは、モテる人間の心のあり方、というのをイメージしてみようと思います。

 今のままでは、ルールを知らないのにいきなり麻雀の仲間に入れられてしまう状態に近い。ただ、言われたとおりにパイを動かせと言われたって不安だし、それ以前につまらないから覚えない。モテにも同じことが言えます。

 あらかじめイメージがあれば、未知なるモテ街道をただ闇雲に進まずにすみますね。何事も、心構えが大切です。

 そんなふうに考えて、まずはモテの土台を作ってしまいましょう。

 心のあり方? 土台? 心構え? 思いやりのある精神を持ちましょう、とか、そういう類いのこと言い出すんじゃないだろうな!

 と、思われた方、ご安心ください。そういった内容はほとんどのモテ本に書かれてありますからね。今さら私がもっともらしくそんなこと書いたところで、「何、当たり前のこと言っちゃってんの、うざいよ、この本」と思われるのは目に見えています。

 それに「俺、マジ優しいし、真面目に生きてるのに、なんでおいしい思いしないんだろ、助けて!」という方がいっぱいいるわけですよ。

 もともといい人に、いい人になりなさい! なんて言ったら、どんだけ無菌状態になんのかってな話です。

 前もって言っておくべきでしたが、本書は、人の心はこう動くもんだという分析から、とにかく惹きつける“ワザ”を体得することに徹します。

 私が説く「モテる人間の心のあり方」とは、相手を振り向かせるにはこの道を進むしかない! といった、「テッパン・モテ道」のイメージ化なのです。その道を行く自分の姿もイメージできたほうが成長が早いことは言うまでもありません。

 ネーミングのとおり、“鉄板”のような手堅さを追求するゆえ、人の心を攻略しまくる都合上、ついワル知恵をはたらかせているような気分になってしまうかもしれません。が、そうではありません。あなたは心からそういう男になっていくのですから。くれぐれも誤解のないようお願いしますよ!

 それでは、今から、その、テッパン・モテ道にご案内いたしましょう。



 言っておきますが、モテ道は一本ではありません。

 えっ? と思われたかもしれませんが、何本もあります。世の中には、いろんな人がいるから、好みが違って当たり前、という意味で何本もあるのではありません。こういうのもナンですが、“流行(はや)り”ってものがあるんですよ。

 うわっ、かるっ! なお、悪いよ。

 という印象を受けたかもしれませんが、実際、心理学的にそう言われているのです。

 今日やった実験が、明日も同じ結果をもたらす保証はない。

 なぜならば、人の心は動いているから。一日経てば、一日分の経験を積むことにより、また新しい考えが心を支配するかもしれない――。

 あらゆる分野の科学は、仮説→実験による実証、という方向で進歩してきました。ミクロの世界などで実験ができない場合は思考実験なんてのもありますね。

 しかし、心理学においてはこの手続きを踏むのが難しいわけです。心理学は、実証するのが難しいのです。

 と、これは、私が勝手に軽はずみなことを言っているわけではないということを述べたまでです。

 モテにも時代性があるって話に戻ります。

 そう言われてみれば、当たり前のような気もしますか?

 けどね、モテる条件っていうと、いつの時代も皆さん「カオ」「カネ」「ムードのあるデートコース」「押して引く」etc、そういう認識が変わってない。

 時代の流れをちっともつかんでない。

 老朽化もはなはだしいモテ道を、そのまま行っちゃってる方、いらっしゃいますよ。

 言うまでもなく、皆さんはハイクオリティーなモテを目指さなくてはいけない。


 いやぁー、今、モテたいと思ってこの本つかんでいるアナタは、すこぶるラッキーな方です。じつはね、今、めっちゃテッパン・モテ道が明確になっている時代です。ちなみに、テッパンにならない時代もあるんですがね。

 澄み渡る青空に、地平線に向かって走る一本の真っ直ぐな道状態です。


 どこよ、どこよ、その道どこよ?


 えっ、見えない? アナタ、そう言えば、最初にアタマ冴えてなかったようですけど、もしや、目も冴えてないんですか。この先時代が変わっても、アナタが一人でちゃんと生きて行けるように、ここは一つ、見抜き方を教えておきましょう。

 それは簡単。


 いまどき、世間の人々が何に心惹かれているか、を読むのです。


 と言ったって、男性誌の特集なんかを思い浮かべているようではダメですよ。ジャニーズの人気グループや、俳優もいけません。

 そういった方達には、よしっ、これでひとブーム起こすぞ! っつー黒幕が後ろに控えてますからね。「思ったより長く続かなかったなぁ、じゃ、次どうしよっか」と、モテなかったとしても、ま、しゃあないな、くらいなもんで、あれは一つのイベントにすぎない。ま、夏祭りのようなもんです。

 アナタの一度きりの人生、一緒になって時代を読み違えているわけにはいかないのです。

 まず、なるべく、“一人の人間が生み出したもの”を考えてみる。

 私が物書きなので言うわけではありませんが、本にはそれが如実に現れます。

 ベストセラーとなる本にはそれぞれにいいことがたくさん書かれてあるのですが、結論から言ってしまうと、今現在売れている作品は“人として何が大切だったかを思い起こさせる”ところが共通している。テーマは、「人間の基本はこうだったんじゃない?」であり、文体も気取らず素直。難解ではなく、誰にでも読める。装うのではなく脱ぎ捨てていく感じ。

 それが、「シャンパンや薔薇(ばら)の花束も大好きだけど、その感覚、忘れかけていたよ私! こんな人間じゃダメだよね!」と、オンナ達に思わせた。

 「俺は、自らの野望に踊らされていた。その裏側で、大切なものを失っていたんだ!」と、オトコ達に思わせた。

 大切なことに気づかせてくれて、ありがとう!!


 今、時代は完璧に、カタルシスと安心感に向いてます。

 この風潮は、当分続くと思われます。


 いつまでかって?

 そう、それは日本の景気と連動しているんです。

 お若い方はご存知ないと思いますが、あのバブル景気は二度とこないだろうと、体験者は皆思っています。とにかく派手な時代でしたが、梯子(はしご)のはずされかたもまた、派手だった。

 そんな日本経済の流れが、人間の心に強烈に植えつけたもの、それは「疑心暗鬼」という概念です。その時代に生きてないからといって、関係ないと思ったら大間違いです。時代の流れとともに、人間にも流れがありますからね。上の世代の影響は確実に受ける。

 ちなみに私は、ロストジェネレーションと言われる世代のトップバッターです。ちょっと、カッコいいネーミングですが、たんに何から何まで損してる世代ということです。いや、そう言われたので気づいたくらいでね、本人達はイマイチ、自覚してない。バブルがはじけた、と言われて、へっ!? どうすればいいの? ってな感じで、よくわからないからしばらくじっとするしかないと、何年も地味に過ごすことを余儀なくされた。

 でも、冷静に考えてみますとね、大体、ロストジェネレーションなんて言葉自体がこそばゆい。個人的な視点では、たんに「熱冷まシート世代」です。バブル熱を冷ます時代。いわば、舞台装置を変えるための、幕間(まくあい)のようなもんですね。

 十年かかって、バブル熱は完全に冷めました。若い人達は、私達の世代みたいにバカをみないようにと、やたらと足を地につけたがり、いろいろと画策する。上から下まで、世の中は混沌としている。人々は、原点を見つめ直して、しっかり足場を固めていかなきゃ、という気持ちになった。


 もう、騙されたくない。

 振り回されたくない。

 本当に幸せをつかむには、遠回りしたくない!


 そりゃ、いい加減、堅実にもなりますね。

 空前のカタルシス&安心感ブームはこのようにしてやってきたのではないか、と考えられる。精神的にはかなりの飢餓(きが)状態ですからね、そりゃ、もう、ハンパじゃなく、ぐわぁっとハートをつかまれまくっています。

 脳ミソのなかで、金の延べ棒を積み上げようとしている自分は、むしろ人間として小さい。それよりも、かぁちゃんの味噌汁はなんてうまいんだろう、と味わえる心の豊かさに傾倒する。その感覚が、安堵(あんど)感をもたらし、人々の胸に深く入り込む。

 けどね、その傍らで、あなたは欲しいものを手に入れ、なりたい人物になれ、やりたことが何でもできるようになるでしょう、といった人間の欲望のど真ん中を前面に打ち出した成功の法則本も同時にベストセラーとなっていました。

 要するに、人々は、今までのやり方と発想ではダメだ、と反省したのであって、欲望を捨てたわけではない。

 いや、全然捨ててない。

 むしろもっと他の方法、これこそ王道ってやつを、めっちゃ求めてます。そういった成功本、あげたらキリがないくらい、バシバシ売れてます。いや、こちらは今に始まったことじゃない、そもそもロングセラー商品ですからね。

 けれど、そこには大きく分けて二つの傾向が見られるようになった。

 一つは、おもむろに効率を上げることをテーマとしているもの。もう一つは、先にも言ったとおり、最近の風潮、カタルシスを基調に、成功する人の精神的在り方を説いているものです。

 カタルシスでありながら、その目的はやはり「成功」であるところ、ニクイですね。

 カタルシス&安心感の奥底から、ふつふつと沸き起こっている欲望、この二つの大きな特徴をまずは押さえといてください。

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