読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン

12/21に全サービスをRenta!に統合します

(2021/12/6 追記)

犬耳書店は2021年12月21日に、姉妹店「Renta!(レンタ)」へ、全サービスを統合いたします。
詳しくはこちらでご確認ください。

0
-1
kiji
0
1
1237171
0
「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!
2
0
0
0
0
0
0
ビジネス
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
文庫化にあたって──朝に「クヨクヨ」は似合わない!

『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』
[著]池田千恵 [発行]PHP研究所


読了目安時間:4分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ


 私が「朝4時起き」を習慣にして、心から良かった! と思えるのは、ネガティブ体質をリセットできたことです。

 大学受験の二度の失敗、就職活動がうまくいかなかったコンプレックス、20代で窓際族になりそうだったときの「変わりたい!」という危機感、起業したてでこの後どうなるかわからないという不安な気持ち……。

 人生の節目節目で生まれた、あとに引けない深刻なネガティブ感情に限らず、「上司に注意された」「お客様にご迷惑をかけてしまった」といった毎日のちょっとした落ち込みも、いつも朝の時間が洗い流してくれました。

 この効用を知っているので、私はクヨクヨしそうになったらさっさと寝てしまいます。「クヨクヨ」を次の日の朝に先送りするのです。一度やってみてほしいのですが、朝と「クヨクヨ」は似合わないのです。夜思い悩んでいたことも、早朝にクリアな頭で考え直すと、前向きな解決策が浮かんでくるのを実感しています。

 ネガティブ体質をリセットできるようになると、日々、自分を大事にできるようになります。皆の期待に応えたい、相手のために頑張りたい、という気持ちは大事ですが、相手を大事にするためには、まずは自分を大事にすることが必要だと思うのです。
「早起きできた私って、ちょっと偉いかも」という少しの自信。
「出社するまでのたっぷりある時間で、何をしよう」というワクワク感。
「どんなにつらい夜を過ごしても、ちゃんとお陽様は昇ってきて、朝は誰にでもやってくる」という、当たり前でいて素晴らしい自然の摂理。

 太陽の光を浴びて、自分がまるで植物になったかのように光合成していくイメージ。

 これらを感じ、まず自分自身を朝イチで癒すのです。この習慣があるのとないのとでは、人生が大きく変わるのではないかと私は自身の経験から実感しています。

 今手に取っていただいているこの本は、2009年に上梓した私のはじめての著書『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』(マガジンハウス)の文庫版です。もともと夜型だった私が早起きができるようになったノウハウ集にとどまらず、ひとりのどこにでもいる、要領が悪く、頑張っているのにいつもボタンを掛け違えて失敗を繰り返してしまう女性が、早起きをきっかけにいかに人生を変えていったかという私自身の体験談に、ページを多く()きました。

 今回改めて原稿を読み返すと、過去の私の痛々しいほどの心の叫びが聞こえてきます。よくもこんなに大小たくさんの失敗、挑戦を赤裸々に、荒々しい文体で書いたものだ、と、今となっては恥ずかしい限りではありますが、あえて、文体や内容をそのままの形で文庫化しました(少し時代遅れになってしまったガジェット類、4年経って進化した習慣については変更を加えています)。
「この本は血のにおいがする」と、ある人に言われたことがあります。血、というと物騒ですが、「池田さんが戦って、たくさん傷を負って血を流してきたその記録だ」ということだそうです。「着ぐるみお嬢に負けたくない」「凡才が天才や秀才に勝つためには、徹底的に頑張る時期が必要」「根性上等」など、コンプレックスや敵意丸出しの言葉が並んでいます。読む方によっては不快に思われるかもしれませんし、今となっては敵意や憎しみはすでに昇華していますが、この想いが私の原点なので、あえて修正しませんでした。

 私なんかよりも、もっと大変な思いをした方はたくさんいらっしゃるでしょう。でもここであえて、実体験に多くのページを割いたわけは、普通に毎日を過ごしていく中で感じるちょっとした落ち込みや、失敗を乗り越えた経験を「あるある」と、ご自分と重ね合わせながら読んでいただきたかったからです。この本が少しでも明日からの生活が前向きに変わるきっかけとなれば、これほどうれしいことはありません。

 早起きは、毎日できる小さな挑戦です。「たとえ1日早起きに失敗したとしても、365日の中のたった1日にしかすぎない。また頑張ろう」と、繰り返し挑戦してみてください。

 頑張っているあなたの姿は、必ず誰かが見ているものですから。


 2013年6月
池田千恵 
この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:0文字/本文:1696文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次