読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
-1
kiji
0
1
1237537
0
ワンフレーズ心理テクニック
2
0
34
0
0
0
0
生き方・教養
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
01 苦手な人と話すときに効くワンフレーズ

『ワンフレーズ心理テクニック』
[著]メンタリストDaiGo [発行]PHP研究所


読了目安時間:6分
この記事が役に立った
34
| |
文字サイズ


 どうしても苦手で、話すのが(ゆう)(うつ)な相手がいる。あるいは、物事を伝えたくてあれこれ言葉を並べているうちに、「何を言いたいのかわからないんだけど」と言われてしまうことが多い。


 反抗期の子どもが聞く耳を持たない。上司や(しゆうとめ)に気を遣いすぎてギクシャクしてしまう。


 自分がイライラしていると、つい、トゲトゲしい言い方をしてしまう。

「話し方」一つとっても、ありとあらゆる悩みがあります。



 話し方で「うまくいかないな」と思ったときに、人はどうしても「相手がこういう態度をとるから」「相手の性格が悪いから」と、相手に原因を求めがちです。でも、僕から提案したいのはただ一つ。


 まず、あなたから変わりましょう。


 じつは、苦手な相手というのは、自分と似ている人であることが多いのです。自分の見たくない、(みにく)い部分をありありと映し出す鏡だから、「この人は苦手だ」と感じ、気になって仕方がなくなる。


 だとすれば、手っ取り早いのはあなた自身が変わること。自分の態度を一切変えずに、「相手をなんとかして変えたい」と思うのは、鏡の中の自分を座ってただ見つめながら、「動かないかな〜」と眺め続けるに等しい、(おろ)かなことだといえます。


 もちろん、一人の人間にとって「変わること」は簡単なことではありません。でも、すぐにできる方法があります。


 それは「話す内容を変える」こと。


 苦手だと思っている相手のいいところを無理やり見つけてから話してみよう、という呪文のようなワンフレーズが、

「誰でも3つは、いいところがある」


 というもの。「シャツのセンスがいい」「3カ月前にもらった旅行のお土産がおいしかった」「グチが秀逸」など、「心の中で3回ほめてから」話を始める、というのが鉄板でうまくいく方法です。


 他にも、先制攻撃で「お疲れ様です!」と栄養ドリンクをプレゼントする、というふうに、まずこちらから“ポジティブな思い”を差し出すのもいいでしょう。こうすると、「相手に何かしてもらうと、人はついお返しをしたくなる」という、心理学の「返報性の法則」が働くのです。



 また、言いたいことを伝えようとしても、まともに取り合ってくれない相手のことを嘆いたり怒ったりするよりも、

「伝えられることは一つだけ」


 と呪文のように唱えれば、頭の中でもやもやとしていた思考を「相手に何を伝えたいか、そして、相手に何をしてもらいたいのか」という一点にフォーカスすることができます。


 ついつい萎縮してしまう上司や姑に対して唱えたいフレーズは、

「ご存じだとは思いますが」


 を()使()しようというもの。これは目上の人に対する必勝フレーズです! 全然相手がご存じではなさそうなことでも、この言葉を最初につけることによって、相手は「自分は尊敬されている」と満足感を感じるのです。



 あなたはもう、思うようにならない相手に神経をすり減らす必要はありません。


 ただ、これらワンフレーズを唱えるだけ。


 たったそれだけで、「どうにかならないかな」と悩んでいた相手の態度が変わり、伝えたいことがスムーズに、正確に伝わり、相手との関係までうまく回り出すことを実感できるでしょう。


「誰でも3つは、いいところがある」


冷静になるために、

心の中でつぶやいてみる




 会話がかみ合わなかったり、話すと妙にイライラしてしまう人っていますよね。その根底には相手への「苦手意識」があります。


 それを簡単に消してくれるのが、このフレーズです。


 不思議なことに、誰かに敵意を向けると、その敵意は返ってきます。そのため、

「この人はすぐ文句を言うんだよな〜」


 という気持ちで相手にお願いをしても、あなたの要望が受け入れられる可能性は極めて低いでしょう。


 そんなときは、まず最初に相手のいいところを3つ探し、心の中で「財布の趣味がいいよね」「動物に優しいよね」「約束は守る人だよね」などとほめてから、話し始めるのです。


 いいところを探しているうちに、あなた自身の相手への「嫌い」という思いも、不思議とクールダウンしてきますよ。


苦手な人と話すときに効く テクニック  1

「お疲れ様です!」と

栄養ドリンクを

プレゼント



 苦手な人に、言いにくいことを伝えなくてはならないときは、「お疲れ様です!」と先制攻撃で栄養ドリンクなどをプレゼント。


 どんな極悪人でも、不意に笑顔でプレゼントを渡されると「えっ!」と驚き、それ以上相手を責め立てようとはしなくなるもの。これは「相手に何かしてもらうと、人はついお返しをしたくなる」という心理学の法則を使ったやり方です。


苦手な人と話すときに効く テクニック  2

「ノーセット・トーク」で相手のイエスを

引き出す



 これは、何を頼んでも「イエス」と言わない反抗期の子どものような人に使える方法。普通にお願いすると断られそうなときも、「今、すっごく忙しいよね。5枚だけコピーをとってくれるとありがたいんだけど……その時間もないよね?」と否定疑問文で話しかける。すると相手は「いいえ、コピーぐらいできます」と返してくるはず。断りたがる人には、断らせてあげるといいのです。


応用編

批判的な相手を説得する

「イエス・バット法」



 何を言っても「でもさぁ」「そうは言っても」と、批判的に返してくるような人の意見をひっくり返したいときに役立つのが「イエス・バット法」というやり方です。


 方法は簡単。相手が文句を言ってきたときに、いったん「イエス」と認めてしまうのです。テレビ番組で不良たちを相手に授業をしたときに、僕はこれを使いました。


 冒頭で不良たちは「メンタリストなんて、人の心を読む噓つきの詐欺師だ!」と大きな声で批判してきました。普通は「いいえ、違います」などと反論してけんか腰になるもの。でも僕はすぐに「その通りです」と「イエス」で同意したのです。


 その上で、「おっしゃる通り、このテクニックはこれまで詐欺などに使われてきました。


 それだけ強力なテクニックだからこそ、公開したら大勢の人の助けになるかもしれない、だまされる人を減らせるかもしれない、と思ったのです」と続けました。

「イエス・バット法」というものの、「でも」とか「だけど」という言葉を使うと相手は批判されたと感じるので、その言葉は使わずにさりげなく自分の主張を滑り込ませるのがポイント。批判的な相手を説得する必勝技です。


この記事は役に立ちましたか?

役に立った
34
残り:0文字/本文:2611文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次