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(2021/9/29 UP)

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やさしくわかる!すぐに使える! 「介護施設長&リーダー」の教科書
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くらし
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第3章 スタッフを“笑顔”にするマネジメント術

『やさしくわかる!すぐに使える! 「介護施設長&リーダー」の教科書』
[著]糠谷和弘 [発行]PHP研究所


読了目安時間:28分
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01 “やり方”より“あり方”


二代目が会社をつぶす?

「会社経営は99%がトップで決まる」という言葉があります。それだけトップの影響が大きいということを意味しています。


 他にも「二代目が会社をつぶす」と言われます。実際には、二代目になって会社が大きく成長するケースもあるので、この言葉自体が正しいかどうかはわかりません。しかし、従業員が何千人もいるような会社でも、初代から二代目に代わった途端に業績が急上昇したり、逆に停滞することがあります。


 このように、「経営資源」である「人(社員)」「モノ(商品・サービス)」「金(資金)」はまったく変わっていないのに、たった1人、トップの顔が代わっただけで、とてつもなく大きな影響があるのです。


 同じようなことが、施設でも起こります。


 施設長が交代すると、明るい雰囲気だった現場が急に暗くなったり、人間関係がよかったはずなのに派閥ができたりします。急に稼働率が下がることだってあるでしょう。


 つまり、「経営はトップで決まる」というのは、経営者に限ったことではありません。「施設は99%が施設長で決まる」のです。

施設は施設長“そのもの”


 では、「目指す方向性」や「経営手腕」がまったく同じであれば、違う人物が指揮しても結果は同じかというと、そうではありません。


 想像してみてください。


 例えば、A施設長は、誰よりも朝早く出社します。現場に(ひん)(ぱん)に顔を出してお客様と接し、スタッフにもにこやかに声をかけます。


 一方、B施設長は、始業時刻ギリギリに出社して、事務所でムスッとしたまま表情も変えず、1日中、パソコンに向かっています。


 2人が現場スタッフに同じことを指示しました。果たして、同じ結果になるでしょうか?



 同じ結果にならないことは明白です。きっと、B施設長がトップに立ったら、まわりにいるスタッフは明るさを失い、そのスタッフたちの雰囲気が事務所から現場へと伝わっていくでしょう。


 声をかけづらいB施設長のもとには、現場からの報告が上がらなくなり、重要なことが見落とされるようになります。(おの)ずと顧客満足度もダウンし、やがて稼働率にも影響していきます。それに耐えられず、辞めるスタッフも出てくるかもしれません。



 会社は経営者の“映し鏡”です。同様に、施設は、施設長の姿を映し出す鏡なのです。


 施設長の立ち居振る舞い、良いところ、苦手なところは、施設の長所や短所として反映されます。


 大事なのは“やり方(経営法)”ではなく“あり方” なのです。


 あなたは、施設長に任命された瞬間に、あなたに対するまわりの態度や見方が変わったことに気づいたと思います。


 今までは、何人もいる現場スタッフの1人だったかもしれませんが、今は“たった1人の”施設長です。みんながあなたを見ています。


 ですから、施設長になったら、自分の“あり方”を客観視するクセをつけましょう。

「現場が暗いな」と思ったら、あなたが暗いのかもしれません。「清掃が行き届いていないな」と感じたら、あなたのデスクの上がちらかっていないかをチェックしましょう。


 まずは、“やり方”より“あり方”です。そこから始めましょう。


02 朝一番の“(あい)(さつ)力”でコミュニケーションを!


コミュニケーションの3つのポイント


 部下である現場スタッフから信頼されるための、最も大事なコツをお教えしましょう。


 それは「1対1のコミュニケーション」を取ることです。


 現場を“(かたまり)”としてとらえ、全員に向けて指示を発信するのではなく、1人ひとりに語りかける。これが大事です。


 そして、その際のポイントは3つあります。


①「量」より「(ひん)()


 年に1度くらいは、しっかりと時間を取って話すべきですが、日常的なコミュニケーションで信頼関係を築くためには、1回1回の長さ、つまり話す「量」よりも「頻度」を意識することが大事です。


 最低でも1日に1回、話しかけてみましょう。


②「名前」を呼んで話す


 心を通わすコミュニケーションの原点は、相手を「個」としてとらえることです。ですから、話すときは「名前」を何度も呼びかけることがポイントです。役職だけで呼ぶのもやめましょう。


 これは、夫婦間、親子間でも同じだそうです。


 旦那さんが「おい」「おまえ」と奥さんを呼ぶよりも、「名前」を呼んで話すほうが、奥さんは愛情を感じやすいといいます。


③仕事と関係のない話をする


 顔を見るたびに、「あれを頼む」「これをしてくれ」「あの件はどうなった?」と事務的な指示ばかりだったら、スタッフはあなたと顔を合わせるのも嫌になるでしょう。


 これは、営業するときもそうです。みなさんだって、会うなり売り込みが始まったら、「絶対に買いたくない」と思うはずです。


 いきなり本論に入るべきではありません。まずは、仕事とは関係のない話をして“アイスブレイク”をするのです。


 そのときに役立つのが「スタッフメモ」(前述参照)です。

「趣味」や「特技」「家族構成」などを思い出し、それをネタに「昨日のサッカー見た?」「お子さん、今度、小学校だよね。

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