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栗田昌裕の 能力を120%引き出す「気」の技術
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生き方・教養
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第七章 樹木図に投影される気の現象を知る

『栗田昌裕の 能力を120%引き出す「気」の技術』
[著]栗田昌裕 [発行]PHP研究所


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共鳴力は人間同士の基本的な交流能力


 前の章では、気の現象の一面としての「共鳴力」という概念とそれがもたらす興味深い実例を紹介しました。


 ここで簡単に復習をしておくと、複数の人の間で、本人がまったく知らない間に情報伝達が行われてしまう現象を「共鳴力現象」と呼び、それを引き起こす能力を「共鳴力」と呼んだのでした。


 私の検討によると、共鳴力のある人は、さまざまな能力の基礎に恵まれることになり、共鳴力を持たない人は、ものごとを理解したり、他人を理解したり、新たなことを学ぶ上でかなりのハンディを負うことになります。


 見知らぬ人が共鳴するという現象は稀な出来事ではなく、私の指導するSRS能力開発の集団では非常に高い頻度でそれが生じていることが分かっています。さらに、私が初めて講義する集団でも、同様に高い頻度で生じていることから、特殊な人たちの集団で起きる現象ではなく、普通の人たちで生ずる現象であるといえます。


 言い換えると、共鳴力現象は、「超能力」で起きる現象ではなく、「常能力」で起きる現象であることが分かるのです。「常能力」とは九五%以上の人が発揮できる能力を言います。


 共鳴力の詳細に関しては、拙著『共鳴力の研究』(PHP研究所)に書かれています。共鳴力現象を共鳴カードを用いて解明したさまざまな具体例が掲載されています。


共鳴には潜在意識が関わっている


 共鳴力現象で一番興味深いことは、ほとんどの人は「共鳴が生じていても自覚がない」という事実です。これは、共鳴が生ずる領域が、意識の深い領域であり、自覚が届かない領域だからなのです。


 本書のテーマである「気」の問題も、同様に意識の深層領域がその発動と制御に関わっており、そこに共鳴力現象と「気」の現象との接点があります。共鳴力は目に見えないものですが、それを目に見えるようにしてくれるのが「イメージを描き出す」という手段でした。


 同様に、気の動きも、何かを描き出すことを通じてその具体的な表現を得ることができます。そのような意味で、本章では共鳴力とも関連する樹木の図を描くことに関する興味深いミステリーを追うことにしましょう。


樹木法とは何か


 栗田式SRS速読法の講習では、二回目の講習(第二ステップ)において、樹木法と呼ぶイメージ訓練を行います。その概要は以下の通りです。

心の場の中に、樹木を育てる場を探し出す

そこに種をまいたと想像する

その種には、水の条件、栄養の条件、温度の条件などが整い、発芽発根する

地上に顔を出した芽は、与えられた一分間に、ぐんぐんと成長して樹木になる


 ──以上がイメージ訓練の指示内容です。

その後、イメージングによって育った樹木の形を一定の大きさのカードに描く(時間は約三分間)


 このような訓練の結果として描かれた図には、二つの側面から関心がもたれます。


 第一の側面は、樹木図そのものの描かれ方に対する興味です。実際の受講生を指導していると、各人のイメージングの能力に応じてきわめて多様な絵が描かれます。


 私は膨大な数のそのような絵を持っていますが、見ていて飽きることはありません。というのは、樹木図には人それぞれのさまざまな側面が無意識裏に投影されており、無限の変化が現れるからです。


 第二の側面は、樹木図に人間同士の共鳴力現象が投影されることです。それは共鳴力が無意識の領域で働いていることと無関係ではありません。


 第一の側面について、解説をしておきましょう。樹木図を描くことは、心理学の分野では、投影法と呼ばれる一群の検査の一種であり、バウムテストと呼ばれています(バウムとはドイツ語で樹木のことです)。

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