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ルポ・エッセイ
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守護の天使

『狐狸庵閑談』
[著]遠藤周作 [発行]PHP研究所


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  創作 無意識の力 不思議な援軍

「守護の天使」などと言っても、この聞きなれぬ言葉は多くの読者にはなじみないものであろう。

 守護の天使とはカトリックの西欧人がよく使う言葉であって、自分をいつも守ってくれる天使のことである。

 ずっと昔、有名な透視家と対談したことがあった。彼女は私を何か遠くから見るような眼つきで見ると
「あなたには胸の病気で亡くなった御一族がいますか」

 と聞き、私がうなずくと
「では、とてもおソバの好きな御親類がおられましたか」

 とたずねた。

 私の記憶はアイマイで、親類で既に亡くなった者からあの人、この人を思いうかべたが、どうも、これだ、という確信の持てる人が浮かびあがってこない。とはいえ、否定してもその透視家に失礼と思ったから
「いたような気がします」

 と答えた。と、彼女は
「その人たちが、いつも、あなたを守っておられるのです」

 と自信のある口調で言った。

 守護の天使とか、守護霊とかは西欧にも東洋にもあるのだということを、私は彼女の話で聞いて知ったが、そうした宗教の世界ではなくて、最近のアメリカの心療科の本を読むと、同じような事を書いているのが面白い。

 大まかに言うとそれは人間の無意識の力を出来るだけ活用する方法である。

 最近は日本でも人間のそれぞれの無意識の力がどんなに素晴らしいものかを書いた本が次々と出ているから、御承知の方も多いだろう。
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