『天に守護され、運命が好転するスピリチュアル』
[著]洪正幸
[発行]PHP研究所
「地上に降り立つ一人ひとりに、守護する者=守護霊がいる」ということは、すでに多くの人の知るところだと思います。
しかし、そうした存在がいるのなら、なぜ自分は不幸になってしまうのか。あるいは、なぜ不遇が続くのだろうか……と悩み、そのため「霊的存在自体を信じられない」という人もいるでしょう。
守護する者がいながら、地上の人間が望まない出来事が起こるのには、いくつかの理由があります。
一つには、第5章「不幸の原因」でも述べるように、生まれてくる前に自身で予定してきたシナリオの可能性があります。
病気や、事故や、愛する者との離別など、本人の望みとはとうてい思えない出来事も、実は、あらかじめ約束された出来事の場合があるのです。