『天に守護され、運命が好転するスピリチュアル』
[著]洪正幸
[発行]PHP研究所
放蕩息子のたとえがあります。
ある父親が財産を二人の息子に分けました。
下の息子はその財産で放蕩の限りを尽くして、あっという間に財産をすべてなくし、食べるにも困り始めました。
彼は自分の行ないを悔い、もう息子と呼ばれる資格はないので、雇われ人となってでも食事にありつこうと父親のもとに行きました。
父親は息子を見つけるなり、哀れに思い、走り寄って抱きしめ、接吻し、そして贅沢な服を着せて豪華な食べ物で祝宴をひらきました。
財産を潰したことなどとがめず、死んだと思っていた息子が無事に帰ってきたことを祝ったのです。