『天に守護され、運命が好転するスピリチュアル』
[著]洪正幸
[発行]PHP研究所
人はなぜ、生まれ変わり、また地上に降りて生をうけるのでしょうか。
地上へ降り立って、人は悲しみや苦しみ、愛する者との別れを経験します。
肉体のない光の世界では、そうしたものはありませんでした。
人はすべての記憶を消して、光の世界にある深い結びつきを忘れて、守護する者の存在も忘れ、すべてを忘却して物質世界へと降りてきます。
そして人はまた、前世で愛し合い、光の世界では深い結びつきのあったことを忘れ、この世で偶然のように見える出会いを経験します。
光の届かぬ洞窟で手探りするように、魂の深い結びつきのある者同士が、地上でお互いを探し出し、再会の約束を果たすのです。