『天に守護され、運命が好転するスピリチュアル』
[著]洪正幸
[発行]PHP研究所
葬式と供養の意味について考えてみましょう。
葬式では、お坊さんがお経を唱えたり、縁ある人々が焼香をしたりします。この儀式には、「亡くなられた方に『自分が死んだこと』を自覚してもらう」という意味があります。
現代は、死後を信じない人も多いため、亡くなっても、自身が死んでいることを自覚できない方も多いようです。そのような人に対して、本人が死んだ事実を自覚させる意味合いが強いと思います。
お香を絶やしてはいけないとか、位牌はどうであるとか、法名がどうだとか、そのようなことはあまり関係がないようです。
お香を焚いたりお花を飾ったりするのは、良い香りがあるほうが、ポジティブな霊の働きがしやすいため、あるほうが良いとは思います。