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自分に目覚める スピリチュアル旅へ 聖地巡礼、魂の故郷を訪ねて
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生き方・教養
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iii ミッションを果たす旅へ

『自分に目覚める スピリチュアル旅へ 聖地巡礼、魂の故郷を訪ねて』
[著]山川亜希子 [発行]PHP研究所


読了目安時間:26分
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カリフォルニアからアリゾナへ




 1994年、パウロ・コエーリョの『アルケミスト』の日本語版が地湧社から発売になりました。それを記念してパウロが来日し、東京での講演会と河口湖での泊まりがけのセミナーが開かれました。


 当時、パウロは日本ではまだほとんど知られていなかったにもかかわらず、講演会には800人もの人が集まり大成功でした。誰もが彼の親しみやすい人柄と講演に()せられて、講演会が終わったあとも会場に残って余韻を楽しんでいる人が大勢いました。


 私たちはパウロの来日のお手伝いをして、彼とかなり長い時間を過ごし、特に河口湖のセミナーの時はいろいろな話をし、貴重な教えを受けることが出来ました。


 その頃、すでに彼の3作目『ヴァルキリーズ』が英語に翻訳されていて、私たちはその本を読んでとても感動しました。この本は、パウロがアメリカの砂漠で体験した旅を記録したものです。砂漠の風景や不思議な登場人物、そして何よりもパウロと奥さんのクリスに起こった自己発見のエピソードは、私たちをすっかり魅了したのでした。




 そして、私たちもパウロが旅した場所に行きたくなったので、それをパウロに伝えると、「すぐに行きなさい。本当に行きたかったら、どこへ行けばいいか教えるよ」と言ってくれました。


 それはつまり、私たちが彼の一時的な弟子となって、彼が出す課題を(じよう)(じゆ)する気があるか、ということでした。


 もちろん、私たちに異存はなく、彼は自分の名刺の裏に、簡単に地図を描いてくれました。ロスアンゼルスから出発して、カリフォルニア州南部のボレゴスプリングスへ。そこで彼が天使に出会った場所を見つけたら、次にアリゾナ州のツーソンに行き、そこからデスバレーに行って、ロスアンゼルスに戻って来る地図でした。



 そして、もう一つ課題がありました。ボレゴスプリングスでは、彼が天使に出会った場所を知っている人たちのグループを見つけ、天使の場所を教えてもらうようにと言うのです。

『ヴァルキリーズ』にも同じようなところがありました。この本の中でパウロは、彼の師からアメリカの砂漠に行って天使と出会うようにと言われ、その旅に出たのです。そして最初にボレゴスプリングスに行き、ある人物に会うようにという指示がありました。それにそっくり。


 ただ、彼の場合は、ちゃんとその人のいる場所を教えられていたのに、私たちはグループの名前だけで、それが誰で、どこにあるのか、パウロは教えてくれませんでした。自分たちで見つけなさい、と言うのです。


 でも、私たちは本当にワクワクしました。冒険旅行に二人で出かけるのです。パウロとクリスのように、自己発見の旅になるのかもしれません。



 そして1996年4月、私たちはパウロが天使に出会った場所を探す旅に出発しました。いざ旅に出るとなると、いろいろ不安が出てきた私を、精霊は次のように元気づけてくれました。


「ゆったりとして、楽しんで来てください。私たちが全てを準備し、全てを守り、導いていきます。砂漠には天使に会うために行くのではありません。神に対する信頼を高めるために行くのです。どれほど神に愛され、神に守られているか、神は良きようにあなた方に全てを与えているか、それをもっと実感するためです。


 多くの奇跡や啓示があることでしょう。安心して行って来てください。1日ごとに、次にどうすべきか、どこへ行くべきか、わかってきます」



 ロスアンゼルスの飛行場で、その日に泊まるホテルを予約する時から、精霊の導きが始まりました。ホテルの案内所で親切な日系人男性に出会って、ヒルトンホテルのお得な部屋を予約出来たのです。しかもそのホテルに行くと、玄関に大きなクリスタルがあって、それは素敵なエネルギーを放っていました。あ、私たちの天使だ! なんて思いました。ロスアンゼルスとは、「天使」という意味なのです。



 そしてその翌日、私たちはレンタカーでいよいよ砂漠の旅に出発し、その日のお昼頃にボレゴスプリングスの町に到着しました。

『ヴァルキリーズ』を読むまで、この町のことはまったく知りませんでした。そこは低い山に囲まれた盆地のような小さな町でした。クリスマスサークルというロータリーになっている十字路があって、そこで交差している2本の道路の周辺に、少しだけお店やホテルがあり、その奥に住人の住まいがあるようでした。


 何も知らずに来たのですから、まずはホテル探し。金曜日だったのでちょっと難航しましたが、親切な人に出会って出来たばかりのホテルに無事に部屋が取れました。しかも、私たちの部屋の窓には素晴らしい風景が広がっていたのです。

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