片づけは「収納」ではなく「置き方」が重要
具体的に描く理想の部屋
さあ、いよいよ片づけ開始! でも、いったい何から取りかかればいいのでしょうか。「物をしまうのが先か、捨てるのが先か?」。いえいえ、片づけには、もっと大切なルールがあるのです。それはゴールをイメージすること。いつも使うものとしまいやすい場所の、置き方を決めることです。
あなたにとって、理想の部屋とはどんな部屋ですか? このとき、具体的にイメージすることが大事です。単に「すっきり」とか「きれい」ではなく、「このたんすの上の置き物がないと、すっきりする」「しまいきれない洋服を1カ所に置けたら、便利」「あちこち置いてある本が、片づいたらきれいになる」……。ひと部屋を、グルリと360度回転して見ましょう。
理想の部屋をイメージすると、スタートが見えてきます。どのように片づけるのがベストなのか頭の中が整理されて、迷ったり途中であきらめたりせずに、ゴールへ進めるはずです。
片づけは「置き方」で決まる
片づけは「収納」と考えている人が多く、引き出しや押入れに何でも詰め込んで、片づけた気になっている人がいます。確かに、そうすれば一見、部屋の中はきれいに片づいているようですが、物が使いやすい状態とはいえません。
片づけは、物をしまい込むだけではなく、置く場所を指定します。使うものをしまいやすく、取り出しやすく置くことが、もっとも重要です。
部屋がみるみる片づく、5つのステップ
誰でも簡単に部屋が片づけられる
現代人は、誰もが多忙な毎日を送っています。仕事も家事もしなければなりません。普通に暮らしていたら、部屋が散らかるのが当たり前ともいえます。