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「やさしさ」と「冷たさ」の心理
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生き方・教養
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“安らかな関係”になれれば、朗らかに生きられる──はじめに

『「やさしさ」と「冷たさ」の心理』
[著]加藤諦三 [発行]PHP研究所


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 自分の肉体的、知的な弱点を相手に対して恥しいと感じない関係が、安らかな関係なのである。そういう関係においてこそ、人は心理的に成長できる。

 弱点を恥しいと感じないということと、弱点があることを否定することとは違う。自分の弱点を自分で認めることが必要なのである。自分の弱点を自分に隠してはいけない。

 しかし、その弱点が相手との関係でさらけ出されても、相手に対して気がひけないような関係が心理的成長には大切なのである。また、自分の弱点があらわれてしまうのではないかと不安になることのない関係のなかで、人は自分の潜在的能力を十分に発揮することができる。

 自分の欠点や弱点を過剰に意識してしまう人は、自分の弱点に無頓着な人とつき合うのがよい。自分の弱点を恥じている人にとって、心安らかなつき合いができるのは、自分の弱点に無頓着な人だからである。

 自信のない人は、小さい頃から、いろいろなかたちで心理的に操作されてきているのである。あなたをおだてることで操作することもあれば、あなたに罪の意識を持たせることで操作することもある。

 あなたの弱さを見抜いた人が、あなたをどのように操作してきたのか──それがこの本を読んで理解できれば、自分の自信のなさは人々によってつくられてきたものにしかすぎないとも理解できてくるはずである。そして、小さい頃からの自分の心理的挫折を理解できた時、朗らかな気持で生きることができるようになる。

 自分をどう感じるか、自分に自信が持てるか持てないかなどということは、(もと)をたどると案外簡単なことが原因となっているのである。

 小さい頃、自分の周囲にいた人にからかわれたり、嘲笑されたりした人は、自分は愛されるに価しない人間だと自分を感じてしまう。このように、小さい頃、自分の周囲にいた人が自分に対してどう反応したかというだけのことで、自分のイメージができあがってくるのである。

 このことが体で分かるか分からないかが、大切なのである。このことが体で分かるようになれば、自分に自信がなかったことが何かおかしく、笑いたくなるようになる。このことが体で分かるようになれば、自分に自信を持つことが案外簡単にできる。

加藤諦三(かとうたいぞう) 
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