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「甘え」の心理
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生き方・教養
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人は誰でも「愛されるに価する存在」なのだ──はじめに

『「甘え」の心理』
[著]加藤諦三 [発行]PHP研究所


読了目安時間:2分
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 私達は、自分は誰が好きで誰が嫌いか、こんなことはすぐにわかると思っている。しかし実は、このことはたいへんにむずかしい問題である。おそらく多くの悩みをかかえているような人は、わかっていない場合が多いのではないだろうか。

 自分が好きだと思っている人が、実は心の底で嫌悪している人である──などということは、よくあることである。自分はある人を好きだと思っている、友人だと思っている、さらにその人が自分の友人であることを得意になっている、そんなことがよくある。

 この時、この友人を自分は心の底で嫌っている、などということは、なかなか意識できない。これは、同性の場合もあるし、異性の場合もある。心の底で憎んでいる人を自分の恋人と思っている人だって、この世の中には結構いる。

 それは自分の気持ちと直面するのがこわいからである。自分が感じているように感じることは、心の弱い人にとってはむずかしいことである。そこで、実際に感じていることから眼をそむける。

 自分に失望した人は、その失望感から眼をそむけようとする。そして、眼をそむけることに手を貸してくれる人にひかれていってしまう。

 私は、人間というのは、つき合う人を間違えなければ、生き方において基本的な間違いをおかさないのではないかという気がしている。ところが、誰と接し誰と親しくなるか、ということに、その人の弱点や長所があらわれてしまうのである。
「甘え」の気持ちが残っていると、出会いにおいて間違うが、同時に別れにおいても、さまざまな悲劇を起こす。私達の多くは、「甘え」の欲求を小さい頃に満足させていない。そして、この欲求不満のために、生き方において多くの過ちをおかす。

 この本では、人間関係におけるさまざまな誤解や過ちを、一つ一つ解いていきたいと思う。そして、私達は本当は誰にも束縛されない、自由な人間として生きられるのだ、ということを確認したい。また、そのことを通して、本当の愛とは何かということを書いていきたいと思う。

 私達は皆、自分が「愛されるに価する人間なのだ」ということを知る必要がある。

加藤諦三 
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