読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン

犬耳書店はRenta!へ統合いたします

(2021/9/29 UP)

犬耳書店は、姉妹店のRenta!(レンタ)へ統合いたします。
詳しくはこちらでご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

0
-2
kiji
0
0
1241415
0
「体を温める漢方」で不調を治す
2
0
0
0
0
0
0
くらし
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
第5章 漢方と食事で免疫力を高める

『「体を温める漢方」で不調を治す』
[監修]石原結實 [著]石原新菜 [発行]PHP研究所


読了目安時間:15分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ



「万病一元、血液の汚れから生ず」


 繰り返しになりますが、東洋医学に「食は血となり、血は肉(器官)となる」という言葉があるように、私たちの体は食べたものでつくられ、生きています。

 また漢方には、「万病一元、血液の汚れから生ず」という言葉があります。これは、どんな病気も血液が汚れているから起こるのだという考え方です。

 食べすぎで血液の中が栄養過剰になったり、運動不足や冷えで老廃物が燃焼されずに血液の中に溜まってしまえば、血液は汚れていきます。この状態を漢方では「血」と言いますが、「汚血」と書くこともできます。病気は、この血液の汚れた状態を放っておくと起こってくるのです。

 血液は全身を巡って、六〇兆個の細胞に必要な水、栄養素、酸素を運んで、不要になった代謝物(老廃物)を回収し、病原菌やウイルス、がん細胞と戦う白血球も運んでいます。全身の細胞や器官、臓器が元気に働くことができるのは、キレイな血液が全身をくまなく巡っているからなのです。

 つまり、私たちの健康は「血液」にかかっていますが、キレイな血液を全身にくまなく巡らせるためには「食生活」と「運動習慣」が大切なのです。現在、死亡する人の六割、死因の第三位までが「生活習慣病」です。普段から「食べすぎないこと」「運動をすること」を心がけていれば、かなりの病気のリスクを減らすことができます。

 動物の世界には医師も病院も存在しませんが、みんな元気に生きています。野生の動物もまれに病気をすることがありますが、そのときは熱を出したり、食欲をなくしたりして病気を治しています。

 人間も動物です。動物の世界で、医師も病院も存在するのに病気をし続けているのは人間だけなのです。病気を治す最終手段は、熱を出すか、食べないかであり、病気にならないためには、普段から運動や入浴などで体を温める、食べすぎをしないことが大切なのです。

 生活習慣を改めないで薬にばかり頼ろうとするから、病気になる人が減らないのです。生活習慣を改めたうえで、それでも万が一病気になったら、自然の生薬からできている漢方薬の助けを借りて、うまく切り抜けていけばよいのです。

 漢方薬は、西洋医学の化学薬品と違って、解熱・鎮痛剤、免疫抑制剤のように体の反応を抑えたりはしません。むしろ、体の自然治癒力・免疫力を上げる働きがありますので、そのときの状態にあわせて漢方薬を上手に服用することが体にとって一番いい方法だと思います

 それでは、病気にならないための免疫力を上げる生活をどのように実現すればよいのかを説明していきたいと思います。

体を温めると免疫力が上がる

「免疫」は「疫を免れる」と書きますが、免疫力とは「白血球の働き」のことです。

 白血球は血液中に約二五〇〇億個存在していて、血流に乗って全身をパトロールしています。
この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:6256文字/本文:7420文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次