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前置詞がわかれば英語はすらすら書ける! 日常会話からTOEICテストまで、英語力がグンとアップする
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第3章 前置詞ライティングのコツ

『前置詞がわかれば英語はすらすら書ける! 日常会話からTOEICテストまで、英語力がグンとアップする』
[著]石井隆之 [発行]PHP研究所


読了目安時間:2時間25分
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●基礎編 基本前置詞の間違いを正す

●応用編 前置詞作文で留意すること

●発展編 文体をよくする

●特別編 注意すべき英作文


第1節 基礎編 基本前置詞の間違いを正す


3-1-1 ofとinを使い分ける


●基礎問題●


 次の文の誤りを正してください。

The audience of the stadium were excited about the game.

I was born in October in 1970.

The Japanese girl wrote a letter of English to her boyfriend John.


●応用問題●


 次の文の誤りを正してください。

What is unknown for the general public is that people in Shiga Prefecture can claim the blue ribbon for reading the most books in Japan.


●発展問題●


 次の日本文を英文にしてください。

今日は歴史の試験がありました。

<Vocabulary>

claim A A(賞など)をとる/blue ribbon 最優秀賞/claim the blue ribbon 1位である [←「最優秀賞をとる」]


基礎問題


 解答と解説 

1.正→The audience in the stadium were excited about the game.


     (スタジアムの観衆はその試合で興奮していた)

「スタジアムの」の「の」につられてthe audience of the stadiumとは普通しません。スタジアム内に聴衆がいるので、inを用います。audienceは一人ひとりを意識すると、動詞が複数(本問の場合were)となります。まとまりを意識してwasを用いてもOKです。なお、「○○人の聴衆」のように、聴衆の人数を示すとき、an audience of ...の形が可能です。


 There was an audience of 45,000 in the stadium.


 (スタジアムには4万5000人の聴衆がいました)

audienceはこの場合、1つのまとまりを示す集合名詞をなしているので、次のような表現は不可能です。


 ×There was a 45,000 audience in the stadium.


2.正→ I was born in October of 1970.


    or I was born in October, 1970.


      (私は1970年の10月に生まれた)

「1970年に」はin 1970と言うのに、「1970年の10月に」はin October of 1970となります。これは「1970年が所有している月のうち10月に」という意味から、所有のofが用いられているのです。さらに、in October in 1970だとinが重なり不自然であることも原因となっています。つまり、in句(=in+名詞からなる句)が2つ重なるのは避けないといけないわけです。

なお、of 1970の代わりに、コンマ+1970でもOKです。とにかく、inを連続させないことが重要です。


参考:英語は同じ機能のものが重なるのを嫌う


 だから、助動詞が2つ並ぶこと(×will can→○will be able to)、動詞が2つ並ぶこと(×made buy→○made to buy[買わされた])などが避けられるのです。


 さらに「毎日、毎時間」という表現を考えてみましょう。


 ×hourly daily


 ○every hour daily


 ○hourly every day


 ×every hour every day


3.正→The Japanese girl wrote a letter in English to her boyfriend John.


   (その日本人の女の子は、ボーイフレンドのジョンに英語の手紙を書いた)

letterというものはEnglishに所属していません。英語で書かれている(=in English)手紙ということなので、a letter in Englishにします。英語に所属しているものならof句が可能です。例えば、「英語の文法」はthe grammar of English(文法は英語という言語にも所属しているから)と言えます。


応用問題


 解答と解説 

4.×unknown for →○unknown to

×people in Shiga Prefecture→○the people of Shiga Prefecture

正しい文は次の通りです。

What is unknown to the general public is that the people of Shiga Prefecture can claim the blue ribbon for reading the most books in Japan.

(一般大衆に知られていないことは、滋賀県民は日本一たくさん本を読む[と誇れる]ことです)

unknown to ...で「……に知られていない」です。known for ...は「……で知られている」ですが、unknown for ...は「……で知られていない」は論理上無理な意味となり、この構造は存在しません(「……が知られているわけではない」という意味にはなりません)

「滋賀県民」をpeople in Shiga Prefectureとしにくいのは、この表現が、滋賀県民を代表するというよりは、「滋賀県に存在している不特定の人たち」を意味するからです。ですから、代表する意味では、滋賀県に所属している(→of)意味を出す必要があり、しかも、the people of ...とすることで、限定の意味を強くします。


参考:(a)N1 of N2 : N2のうちのN1(N1⊂N2)


   (b)the N1 of N2 : N2を構成するN1(N1 = N2)


 例えば、three of usは「我々のうちの3人」(usは4人以上いる)、the three of usは、「我々3人」(usは3人で構成されている)の意味です。


発展問題


 解答と解説 

5.解答例:I had an exam in history today.

「試験がある」は「試験を持つ」と考えて、have an examとします。have an examinationとすると「検査 / 診察を受ける」の意味になります。

「歴史の試験」をan exam of historyとしてはいけません。「試験」は「歴史」に所属していないので、ofが使えないのです。学問の分野を表すinを用いましょう。

なお、「試験」はtestという単語も使えますが、testは簡単な単語なので、「歴史のテスト」もa test in historyと表現するよりもa history testと表現することが多いです。


ニュアンスの違いを理解する

~a change in ...とa change of ...の違い~

「……の変更」でもinを使うと一部の変更、ofを使うと全体の変更というニュアンスになります。 分野を表す場合もinを用います。

a change in the schedule(予定の調整)

a change in the economy(経済の変化)

a change of address(住所変更)

a change of government(政権交代)

a change of clothes(着替え)


3-1-2 ofとonを使い分ける


●基礎問題●


 次の文の誤りを正してください。

The label of the bottle says that this is wine.

She drank all of the water of the bottle at once.

It is important to take into consideration the negative effects on mobile phones of children's brains.


●応用問題●


 次の文の誤りを正してください。

The destruction in the city by the enemy made all the families live apart for reasons on their own.


●発展問題●


 次の日本文を英文にしてください。

私は言語学の研究をしていますが、3年前に買った生物学書で最近読んだ内容が、自分の研究に応用できると思うようになりました。


<Vocabulary>

言語学 linguistics

生物学 biology

cf. biography(伝記)/autobiography(自伝)

autograph(自筆・[有名人の]サイン)/signature(署名)


基礎問題


 解答と解説 

1.正→The label on the bottle says that this is wine.

(ビンのラベルによると、これはワインとのことだ)

ofをonに変えます。ラベルがビンに所属している=the label of the bottleとはあまり言いません。ラベルははがして取ることができるので、ラベルがビンに所属している(ビンの一部である)とは言いがたいのです。一方、ラベルはビンに貼りついているので、「接触のon」を使うのが最適です。


2.正→She drank all of the water in the bottle at once.

(彼女は一気にビンの水を飲んだ)

ofをinに変えます。水とビンの関係は、ビンの中に水が入っているのだから、in(中)を使用します。水は明らかにビンの一部ではありませんから、the water of the bottleとは言えないわけです。

注:bottleの一部を表す場合はof句が可能。 →the bottom of the bottle(ビンの底)


3.正→It is important to take into consideration the negative effects of mobile phones on children's brains.

(子供の脳に対する携帯電話の悪影響を考慮することが大切である)

〈take X into consideration〉の形で「Xを考慮に入れる」の意味ですが、Xの部分が長いと〈take into consideration X〉の順になります。本問がその例です。

「AのBに対する影響」は〈the effect of A on B〉の形が一般的です(下記「参考」に詳述)。

注:この形においてもAの部分が長い場合は、〈the effect on B of A〉の形が望ましい。

→the effect on a person's way of thinking of an encounter with a good teacher in his or her childhood which ...


 (……であるような子供時代におけるよい先生との出会いが考え方に与える影響)

※an encounter以下がthinking ofの目的語になっているという解釈では、「……のような子供時代によい先生と出会うことを考えることに対する影響」となり、意味不明になります。実際は、of an encounter ...はthe effectを修飾しています。


参考:「影響のon」

「……に対する影響」はonを用いるのが原則です。

→have a great influence on ...[=exercise a great influence on ...]

(……に多大な影響を与える)

have little impact on ...[=make little impact on ...]

(……にほとんど影響を与えない)

※「……に影響を与える」を直訳してgive an influence on ...やgive an influence to ...などとは言えません。


応用問題


 解答と解説 

4.The destruction of the city by the enemy made all the families live apart for reasons of their own.


    (その敵によって都市が破壊されてしまったので、家族がそれぞれの理由で離れて住むことになった)

the destruction in the city by the enemyは「その敵によるその都市の中の破壊」の意味を持ちますが、日本語の訳もあまり綺麗ではありませんね。by句を最後に用いる場合は、〈the destruction of A by B〉の形が望ましい形です。

また、of以下のAの部分が長い場合は〈the destruction by B of A〉の形が可能です(下記(b)参照)が、通例は、〈the destruction by B of A〉は不可です。なお、上記の波線部のような表現では、by BをB'sとする(下記(a)参照)ほうが望ましいでしょう。

(a)the enemy's destruction in the city

(その都市内での敵による破壊)

(b)the destruction by the enemy of the city that was once the capital of the country

(かつてその国の首都であった都市の敵による破壊)


参考:the destruction of A by Bと同じ意味の表現

=(1) B's destruction of A

=(2) A's destruction by B

注:(1)において、Aは破壊されるもの(すなわちdestroyの目的語)ですが、by Bを用いるとA'sという所有格が可能です。(2)におけるdestructionが「破壊されること」の意味であると考えてもよいでしょう。


発展問題


 解答と解説 

5.解答例:I am doing research in linguistics, but I have started to think that I can apply to my research something I read recently in a book on biology that I bought three years ago.

「……の分野の研究をする」はdo research in ...(……には通常学問名がくる)、ここで「……するようになった」はhave started to do ...やhave come to do ...またはcame to do ...が使えます。come to 状態動詞、start/begin to 動作動詞である点に注意。thinkやlikeなどの心理動詞は両方の言い方が可能。

〈apply A to B〉は「AをBに応用する」という意味で、Aの部分が長い場合は〈apply to B A〉の形になり、本問はその例です。

「本で読む」の「で」はinを用います。本の中身を読むからです。なお、「生物学(の専門)書」はa book on biologyとなります。


ニュアンスの違いを理解する

~a book on ...とa book about ...の違い~

onは「接触」から「集中」を暗示するのでa book on ...は「……に関する専門書」、aboutは「周り」から「いろいろ」を暗示するのでa book about ...は「……のことをいろいろ述べた一般書」という感じがします。→ a book about biology (生物学の本[=一般書])


3-1-3 ofとその他の前置詞を使い分ける


●基礎問題●


 次の文の誤りを正してください。

I am a student of Kinki University.

He is a student for geophysics at Tokyo University.

Her love at agriculture induced him to eat tomatoes for her own growing.


●応用問題●


 次の文章の誤りを正してください。

It has been decided that this research will be done by a group of scientists of other universities. Dr. Pak with Collins University is the head on the team.


●発展問題●


 (  )内の条件を守って、次の日本文を英文にしてください。

先日、何カ国語も話せるというナンシー・ジョンソンさんのことを耳にしました。興味があったので、知人に尋ねるといろいろと彼女のことを喋ってくれました。彼女はピアノがうまいと聞いたので、近いうちに彼女の演奏を聴きたいと思っています。(下線部の訳はhearを使う)


<Vocabulary>

geophysics 地球物理学

cf. geoは地球で、次のような表現にも注意

geocentric theory(天動説):地球中心の(=geocentric)考え方だから

heliocentric theory(地動説):太陽中心の(=heliocentric)の考え方だから


基礎問題


 解答と解説 

1.正→I am a student at Kinki University.


    (私は近畿大学の学生です)

ofをatに換えます。〈A of B〉はAがBの部分であることを表しますが、これはAがBにとって必要な存在であることを暗示します。だから、〈A(人) of B(組織)〉の形式ではAが代表者など重要人物であることが必要です。そのため、President of Kinki University(近畿大学学長)ならば、ofが用いられます。アメリカ大統領をPresident in the United States と言わず、President of the United Statesと言う理由はそこにあるのです。


2.正→He is a student of geophysics at Tokyo University.


    (彼は東京大学の地球物理学の学生です)

a student for geophysicsのforをofに変えます。a student of geophysicsは次の表現と並行的であることを押さえておきましょう。


 (a) study geophysics(地球物理学を研究する)


 (b) a study of geophysics(地球物理学を研究すること) [ofはstudyの目的語を表す]


 (c) a student of geophysics(地球物理学を研究する人→地球物理学の学生)

前記の1番で学んだことと2番で学んだことをまとめると、次のようになります。


 ・a student at + 大学名など所属先


 ・a student of + 学んでいる学問


3.正→Her love of agriculture induced him to eat tomatoes of her own growing.


    (彼女は農業愛が強いので、彼は彼女自身が作ったトマトを食べるようになった)

問題文の表現では、目的物を指し示すatを用いて「愛」を表したと思われますが、loveの後は通例ofがきます。この理由は、前記の解答2番で見た「目的」[=2番の(b)を参照]のofを用いる必要があるからです。一般的に次のことが言えます。


 ・動詞Aから派生した名詞+ of +その動詞の目的語B


  →BをAすること

愛情が強い場合、つまり、Bを求めていることを強調する場合は、love for Bも可能です。つまり、her love for agricultureもOKです。

次のforもofに換えます。面白いことに、ある程度までは、次の公式も成り立ちます。


 ・動詞Aの目的語B+ of + one's own A-ing


  →自分自身でAしたB

だから、tomatoes of her own growingは「彼女自身が育てたトマト」となります。他に、例を挙げておきましょう。


 → a computer program of his own making

(彼自身が作ったコンピュータプログラム)


応用問題


 解答と解説 

4.It has been decided that this research will be done by a group of scientists from other universities. Dr. Pak of Collins University is the head of the team.


   (この研究は他大学の研究者グループによりなされることが決まっている。コリンズ大学の(パク)博士が、そのチームのリーダーである)

scientists of other universitiesのscientistsは、of以下を代表する長ではないので、ofをfromにします。atを用いることも可能ですが、fromはどの大学から来ているかを明確にする前置詞(→■〈from〉の代表的意味と例文■参照:(02)起源)なので、fromが最適です。

2文目最後のthe head on the teamは、the teamの長を表す表現なので、ofを用います。もちろん、長でなければonのまま使います。他に例を挙げます。


 →staff on the team(そのチームのスタッフ)

I am on the team.(私はそのチームに属している)

さらに、次の法則があります。


 ・人名(A)+of+所属している組織(B)

→(B)の(A)氏

この法則から、Dr. Pak of Collins Universityのようにします。ちなみに普通名詞(studentなど)の場合はatを用いましたね(→こちら:a student at Kinki University)


発展問題


 解答と解説 

5.解答例:The other day I heard of a woman named Ms. Nancy Johnson, who can speak many languages. I was so interested that I asked my acquaintance, and he told me all about her. I heard that she was good at playing the piano, and I would like to hear her play some day in the near future.

ポイント1 hear of ...のofは部分を表すofと考えられ、一部を連想するので、「少し聞く」という意味から、「噂を聞く」ほどの意味になります。一方、hear about ...は「……について詳しく聞く」という意味です。

ポイント2 hear that ...は「……ということを間接的に聞く」。

ポイント3 hear O+[動詞Aの原形]は「OがAするのを直接聞く」。

違いに注意! I hear that he plays the piano.


       (彼がピアノを弾く人[ピアニスト]だと聞いている)


       I hear him play the piano every morning.


       (彼のピアノの演奏を毎朝聞いている)


       I can hear him playing the piano.


       (彼のピアノの演奏が聞こえる)


ニュアンスの違いを理解する

~a study of ...とa study on ...と a study about ...の違い~


 a study of ...は単に「……を研究すること」、onは「集中」を暗示するのでa study on ...は「……に関する専門的な研究」、aboutは「いろいろ」を暗示するのでa study about ...は「……のことをいろいろ述べた研究」という感じがします。ちなみに、of以下には学問名が、onの後には狭いジャンルの研究分野、aboutの後には何でもきます。


3-1-4 atとinを使い分ける


●基礎問題●


 次の文の誤りを正してください。

There was a pileup near the crossroads, but almost no people were injured at the accident.

Mr. Carlyle was defeated at the monthly sales contest in his company.

The plane will arrive in the airport after one hour.


●応用問題●


 次の文の誤りを正してください。

George started to get an exercise in the gym from necessity.


●発展問題●


 次の日本文を英文にしてください。

彼女がジョギングをするようになったのは、10月の初めであった。


<Vocabulary>

pileup 玉突き事故

cf. a rear-end collision(追突)

a tailgater(前の車にぴったりとつけて走る車)

ジョギングをする jog


基礎問題


 解答と解説 

1.正→There was a pileup near the crossroads, but almost no people were injured in the accident.


    (交差点近くで玉突き事故があったが、その事故では怪我した人がほとんどいなかった)

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